あおあかドンデン返しダディさんの映画レビュー・感想・評価

あおあかドンデン返しダディ

あおあかドンデン返しダディ

ヒッチハイク・キラー(2015年製作の映画)

3.6

連続殺人鬼が出没しているフランスの農村で、ヒッチハイカーの男女が不気味な屋敷に宿泊した事から恐怖体験する物語。さほど内容の濃い作品だと思えませんが… ラストにどんでん返しを描く為だけに制作された作品の>>続きを読む

リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

3.0

娘が美少女コンテンストに出場する事となり、一家総出で付き添いながら絆を再生させていく物語。まさに“珍道中”という言葉が相応しいロードムービーでした。度重なる不幸を乗り越えつつ、どん底の状況でありながら>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.5

自ら命を断った若い女性が、天才外科医の手術で蘇生し、社会の偏見から解放されて平等や自由を学び成長を遂げていく物語。E•ストーン演じる主人公の華麗で力強い骨太演技に終始圧倒され続けました。各映画賞での彼>>続きを読む

ナイト・ハウス(2020年製作の映画)

3.1

湖畔の家に一人残された未亡人女性が、悪夢に魘されながら不穏な気配に苦しみ続ける物語。未熟な私には… なかなか理解困難でした。様々な結末パターンを予想してましたが、悉くハズレ… ある意味驚愕どんでん返し>>続きを読む

ミッシング・ナイト ある夜の私(2022年製作の映画)

3.1

前半における展開は… 親友の支えを受けながらも仕事と恋の狭間で悩みつつ、健康的で前向きに生きる一人の女性像をコミカル路線で描写してました。が… 後半に入ると徐々に雲行きが怪しくなり… ラスト付近ではす>>続きを読む

復讐鬼 マイ・ジャスティス(2010年製作の映画)

3.3

幼い男児が誘拐され、逮捕された容疑者宅で遺体発見。助けを求めて泣き叫ぶ幼児に対し、容赦なく手を掛けるサイコ野郎!… 子を持つ親としては、冒頭から目を覆いたくなる驚愕のシーンでした。何とか護送中の犯人を>>続きを読む

ハネムーン(2014年製作の映画)

3.0

ハネムーンとして人里離れた湖畔の山荘に連泊する事になったカップルが、数々の不可思議な現象に翻弄されていく物語。冒頭の15分間は新婚さんが意味も無くイチャついてて、少々ウンザリ気分でした。が… 徐々にミ>>続きを読む

奴隷の島、消えた人々(2015年製作の映画)

3.6

全体的にPOV手法なので、底知れぬ緊迫感を伴ったリアルな映像でした。但し… いわゆる“モキュメンタリー”と呼ばれる分野をあまり得意としてないので、その独特の世界観に今一つ馴染めず… ラストにどんでん返>>続きを読む

Mirror 鏡の中(2003年製作の映画)

3.6

K•サザーランド主演『ミラーズ』の元作品との事ですが、内容は大きく異なり… 韓国製らしい容赦ないドギツさも相俟って洋画版より良かったと思います。サスペンスホラーというより、謎解きミステリー要素が強く、>>続きを読む

プリズン・ルーム(2016年製作の映画)

3.3

自宅に監禁されたモデルが、謎の人物による残虐な罠に翻弄されるホームインベージョン・スリラー。充分ありがちな物語で、苦労しながら脱出に成功する結末を想定していたら… 中盤で大きなどんでん返し!… 後半か>>続きを読む

シドニー・ホールの失踪(2017年製作の映画)

3.2

学生時代に執筆した小説がヒットして作家となったものの、その成功を機に人生が狂い始めて失踪した男の物語。“学生時代”“作家時代”“現在”という3時代を同時進行させ、各々の時代で起こる出来事をシンクロさせ>>続きを読む

文福茶釜(2018年製作の映画)

3.1

古美術で儲けを企む者達の騙し合いバトルを描いた物語。Huluの特徴紹介で“どんでん返しがある”とのワードが目に付いて即鑑賞。骨董品の真贋を題材とした作品で、冒頭に出張蔵出し屋の詐欺シーンから始まる辺り>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

SNSで流行する“90秒憑依チャレンジ”にハマってしまい、思わぬ事態に巻き込まれる女子高生を描いた豪州製ホラー。なるほどA24が好みそうな仕上がりでしたが、あのJ•ピール監督を彷彿させる空気も感じまし>>続きを読む

アサシン・ハント エージェント:ゼロ/エージェント:0 漆黒の暗殺者(2021年製作の映画)

3.4

伝説の凄腕暗殺者という割にはモノローグを繰り返し、几帳面で少々ビビりな性格(実際にこの手の人はそうなのかも知れませんけど… )の主人公の性格に惹かれました。確かにラスト付近での展開は驚愕でしたが… 殆>>続きを読む

ボイス -深淵からの囁き-(2020年製作の映画)

3.7

かなり不条理で容赦ない悪霊の存在に腹立たしいスパニッシュホラー作品。生きた蠅を耳に入れて人間を操れるのなら、何でも可能やん!…と野暮なツッコミを入れたくなる程の驚愕展開でした。あの『インシディアス』で>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.5

アマプラ無料配信を機に鑑賞。敗戦直後の核実験で強大な力を得た“ゴジラ”を描いた物語。人を人とは思わない大戦中の酷い価値観とは異なり、人の“命”の尊さが見事に描かれた怪獣映画でまさかの感動!… 更に世界>>続きを読む

愛と裏切りの銃弾(2014年製作の映画)

3.5

高価な債券を奪おうと豪邸に押し入った兄弟が、予期せぬ運命に巻き込まれていく物語。ノーラン監督のオマージュ作品なのか?… 意図的に時系列を分割し、多少の混乱を伴わせながらラストに向け驚愕どんでん返し!…>>続きを読む

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

3.2

北欧の静かな田舎町を舞台として、小さなマッチ工場に勤務する何とも不憫でイマイチ冴えない女性を描いた物語。70分程度の短時間作品で、ストーリーは単純明快!… 更に余計な台詞が殆ど無いので、話は静寂にして>>続きを読む

宇宙からのツタンカーメン(1982年製作の映画)

3.0

Huluで… “どんでん返しがある”という作品の特徴コメントを目にした事から早速の鑑賞。1984年11月18日に淀川長治さんの『日曜洋画劇場』で放送され、一躍有名になった伝説クラスのZ級カルトSFホラ>>続きを読む

ザ・クリーナー 消された殺人(2007年製作の映画)

3.2

殺人現場の清掃請負業を営む元刑事の男が、警察を語る謎の人物からの依頼を受けた事で、殺人犯として嫌疑をかけられる物語。特殊清掃士を主人公とする斬新な設定が興味深く、驚愕の展開に引き込まれました。“ラスト>>続きを読む

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.3

どんでん返しを狙ったミステリーなのは認めます。が、しかし… 作品紹介にも書いてあるように… ある事件を追う事になった記者が、自ら行きつけだったスナックのママが偶然にも重要なキーマンだった… という余り>>続きを読む

デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜(2009年製作の映画)

3.7

互いの動向を注視する大手ライバル企業2社に所属する産業スパイ達の諜報合戦をスリリングに描いた物語。結末のどんでん返しが驚愕だったので高評価としましたが… 人物の相関関係や時系列の設定が何ともややこしく>>続きを読む

オオカミ狩り(2022年製作の映画)

3.4

まぁ… この手の作品は大よその結末が読めてしまうものの、理屈抜きでドンパチを伴いながらの駆け引きをハラハラしながら楽しむのが醍醐味… かとおもいきや、中盤から“何じゃコリャ〜”と叫びたくなる全く予想外>>続きを読む

鋼鉄の雨(2017年製作の映画)

3.2

北朝鮮のクーデターにより一触即発の状態に陥った朝鮮半島を舞台に、戦争を阻止するべく奔走する男達を描いた韓国製サスペンスアクション。一部のレビューで“中盤以降はどんでん返しが続く”との情報を発見!… 確>>続きを読む

おまえの罪を自白しろ(2023年製作の映画)

3.6

誘拐された孫娘の解放条件として、身代金ではなく政治生命を懸けた“罪の自白”を要求された代議士一族を描く社会派サスペンス。物語の中盤を過ぎた頃、ある有名俳優さんのキャスティングに何処か違和感を感じ始めて>>続きを読む

THE WITCH/魔女 —増殖—(2022年製作の映画)

3.2

人体実験で殺人兵器と化した少女の苦闘を描いて大ヒットした韓国発の“どんでん返し”映画「The Witch 魔女」のシリーズ第2弾。今回、終盤で衝撃的な展開はあったものの… 前作と比べると、どんでん返し>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

3.7

年齢を重ねる毎に魅力を増すN•ポートマン。本作は事前情報薄めだったので、何が起こるのか理解しておらず… 終始緊張の連続でした。細胞生物学の教授と、謎の領域から生還した兵士の二人が偶然にも夫婦という、な>>続きを読む

ラビッド・ドッグス(1974年製作の映画)

4.5

三人の強盗犯が、三人の人質を連れて逃げる物語。先にリメイク版『レイジング•ドッグス』を観て、結末を理解した上での鑑賞。オリジナル版は劇中でオチに関するネタバレ描写が見られるので、結末の驚愕度数は低くな>>続きを読む

レイジング・ドッグス(2015年製作の映画)

4.8

三人の強盗犯が、三人の人質を連れて逃亡する物語。74年制作の『ラビッド・ドッグス』のリメイク。何方を観るか迷っていたら… “リメイクで成功”の口コミが散見されたので本作側を鑑賞。至って単純なストーリー>>続きを読む

ザ・バウンサー(2018年製作の映画)

3.3

南アで要人警護をしていた男が、警察への協力で闇組織の用心棒となり、娘の為に潜入捜査に挑むクライムアクション。同じ娘を持つ父親の立場としては気持ちが理解できるが故、なかなかにツラい展開でした。予想外とな>>続きを読む

技術者たち(2015年製作の映画)

3.8

税関に隠されている壮大な現金強奪計画に挑む男達の奮闘を描いたクライムアクション。韓国作品なのですが… いつものグロい残酷シーンは控えめで、割と上品で見やすい仕上がりとなってました。ただ最近はこのパター>>続きを読む

神さまの言うとおり(2014年製作の映画)

3.2

平凡な毎日を送っていた高校生が、突然不条理なサバイバルゲームに巻き込まれてしまう物語。最初から意味深い内容は皆無だと思い、過度な期待感ゼロで鑑賞したせいか… 意外と最後まで楽しめてしまいました。殆ど思>>続きを読む

CUBE2(2002年製作の映画)

3.4

97年カナダ制作の密室からの脱出スリラー『CUBE』の正統続編。前作とは趣きが異なり、四次元空間を扱う量子力学SFが醍醐味となっていて、終盤における驚愕どんでん返しの設定も大きく変化してました。本作は>>続きを読む

カオス・ウォーキング(2021年製作の映画)

3.2

滅亡した地球を捨て人類が辿り着いた惑星を舞台に、墜落した宇宙船で生き残った女性を巡って奔走する物語。中盤で驚愕どんでん返し!… との事でしたが、個人的には想定内だっただけに… 少々残念でした。男性は、>>続きを読む

ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

3.7

謎の多い“ディアトロフ峠事件”の真相に迫るべく、5人の大学生が同じ雪山へ登り撮影取材を敢行するモキュメンタリー。事件概要は掴んでいたので、敢えて予備知識ゼロ鑑賞。序盤はあの『ブレア•ウィッチ… 』を彷>>続きを読む

ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.5

7人の劇団員が審査合宿で山荘を訪れ、大雪の設定としながら役を演じていく流れで、リアルな連続殺人が起きてしまう物語。東野圭吾先生が92年に発表した小説を映画化した作品との事。東野作品らしい展開で、確かに>>続きを読む

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