都麦さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

5.0

[京都みなみ会館オールナイト③]
オールナイト、1本1本がぶっ刺さり良作過ぎてレビューが鬼遅いな。

かつてこんなに美しいキスシーンを観たことがあったろうか。と、『パリ13区』のラストでもそう思ったが
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トムボーイ(2011年製作の映画)

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[京都みなみ会館オールナイト②]
さ、どこから話しましょうか。レビューするの怖くて夜になっちゃった。よし、と思って覚悟を決めて開いたはずなのに、また鼓動が速くなる。あぁ怖いな話すの。よし話そうか。あぁ
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パリ13区(2021年製作の映画)

4.8

[京都みなみ会館オールナイト①]
かつて、これほど心の底から「続け」と願った映画があっただろうか。2時間を超えるだけで「なげぇ」と感じてしまう集中力ゴミ小僧ことこのオレが、もっとずっと観ていたいと思っ
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彼女(2021年製作の映画)

1.0

え興醒めなんだが。え、これがほんとにずっと観たかった『彼女』ですか?エ、、、。

初っ端から、オジサンセックスってなんでこうなんやろナ〜と思ってた矢先、突然血ブッシャーーで困惑。ワイングラスでイテテテ
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.6

吉野家のすき焼き御膳。「なんかそこそこおもろい映画みたいな〜けど疲れたくはないな〜」みたいなときにうってつけ。よく眠れるし終わるまでは起きてられる。普通におもろい。クライマックスで「どうなっちゃうのか>>続きを読む

裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.0

裸の球がおもろすぎて、こっちは普通に良い話(ってわけでもないけど脚本がしっかりしてたから)だったから、若干物足りなさはあり。けど普通に4〜5回は爆笑した。

最初の船でまず爆笑。
からの”THE HO
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ベースケットボール/裸の球を持つ男(1998年製作の映画)

4.2

イヤイヤイヤ最ッッッ高か!!!?!!?!!?!!
お腹痛くなるほどバカだったマジで最高だったもう無理だ。「無理」って言っちゃうくらい最高すぎて無理だ。所狭しとギャグが詰め込まれてる。吉本なんて足元にも
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裸足で鳴らしてみせろ(2021年製作の映画)

4.1

[2回目 2023.1.28 @アップリンク吉祥寺]

2回目でまとまったこと。
本物の愛は人に嘘をつかせるけれど、嘘になることはない。

あー中央線めんどくさい近くの若者衆うるさい
おれ映画続けられ
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マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

3.2

16:00〜の『モリコーネ』を鑑賞していたのですが、後席のオバチャンのいびきがうるさすぎて、自分がずっと楽しみにしていたエンリオ・モリコーネのドキュメンタリーをこんなオバチャンのいびきに邪魔されてたま>>続きを読む

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

どうも。片桐はいりのキスシーンで勝手に恐れ慄きふるえてしまっている寺尾です。人生は短いのだから、できれば片桐はいりのチュッってキスシーンを見ずに死にたかった。嫌いとかじゃない。けど片桐はいりのキスシー>>続きを読む

オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

3.0

どうやったらこんな能天気なハチャメチャハッピーゴキゲン映画生まれるの!?天才!最高!脳死!途中から考えるのやめた!
オレ将来はオンネリかアンネリになりたい❗️いや、そこまで高望みしないからお金拾いたい
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FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.9

正直、本当はスコア3.9。だって超絶面白い映画じゃないでしょ。けど違う、そうじゃない。ただストーリーを追っているだけじゃわからない小さな小さなリアルがここには描かれてる。だって、これは主人公の半自伝的>>続きを読む

ドライヴ(2011年製作の映画)

3.2

脚本への評価と映像演出への評価が大きく異なる(もちろん脚本<映像)ので点数つけるのが非常に難しかったけどとりあえず今のお気持ち的には3.2以上はつけられない。

まず、寡黙な君はなんでそこまで頑張った
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ADULT 24歳の恋(2011年製作の映画)

1.2

嗚呼久しぶり、ド底辺B級邦画(とりあえず関係者各位、ごめんなさい)。

最近の疲れた自分はこういうのを求めていた。
『SHE SAID』を観たあとによりによってこれを見るか???という話なんだけど、そ
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SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

4.6

この135分を前にして、レビューに何を書いたら良いのか、いや何を書きたいのかすらわからない自分に、無力さを感じずにはいられない。自分なんかが言葉にして何かを表現して良い映画なのだろうか。全てを記すこと>>続きを読む

走れ、絶望に追いつかれない速さで(2015年製作の映画)

4.3

【注意】レビューを開いたら、撮影前の自分がキモいくらい映像分析していた時のキモキモノートが少しだけ残っていたので、そのまま一番最後に載せています。

マイ・ブロークン・マリコは決してパイオニアではなく
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

3.8

何を隠そうこの俺は映画監督である以前に大学4年のこの時期に6日で34本のレポートを書き上げた限界大学生である。そんな人間は新海誠を嫌う傾向にある。『言の葉の庭』なんてたしかまったくの論外であった。しか>>続きを読む

ONCE ダブリンの街角で(2007年製作の映画)

4.2

この映画を観たことがない人に「どんな映画?」と問われたら「初期のジョン・カーニーって感じの映画」と答えてしまうであろうというくらい初期のジョン・カーニー。いや、初期のジョン・カーニーであることは事実な>>続きを読む

ストップ・メイキング・センス(1984年製作の映画)

4.0

おいみんな、頭を冷やせ。冷静に考えろ。こいつの動き、よくよく見ると結構ダセェぞ。

と、ファン各位に刺されそうな言葉からレビューを始めてしまいますが、一曲目の転びそうなパフォーマンスとフゥフゥフゥフゥ
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22番VS人間の世界(2021年製作の映画)

3.0

ソウルフルワールド観てから観るべきだった。設定はわかりやすいけどオチはよくわからんかった。何かの前置きとしてこれがあるとしたら納得いくのでとりあえずソウルフルワールド。

久しぶりにたっぷり熟睡したら
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夢追いウサギ(2020年製作の映画)

4.6

ディズニーの短編には毎度毎度驚かされるんだけど例に漏れずこれも名作。てか5点。満点。教室で泣きかけた。

(Disney+紹介文より引用)
小さなウサギが、夢の巣穴を作るため地面を掘り進めていく。右も
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マイ・シークレット・ワールド(2014年製作の映画)

3.9

やっと観れたマイ・シークレット・ワールド、始まりの音楽から最高が確定した。OTHER MUSICが大好きだった自分にとって、この映画がハマらないわけがない。

何度でもいうが、芸術には人を救い世界を豊
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アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

4.0

MOVIX昭島というプチ旅行。スラダン観終わって池袋で日向ぼっこしてたはずなのに気づいたら見知らぬ街に映画を観に来ていた。恐るべしアメリカンユートピア。それでいておにぎり食ってトイレ行ってたら上映遅れ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

5.0

[6回目? 2022.1.8 @池袋グランドシネマサンシャイン]
レコーディング終わってようやく待ち侘びてた8日になったんだけど、マジでぶっちゃけ正〜〜〜直死ぬほど眠かった。が、やはりスラダンはすげえ
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Never Goin' Back ネバー・ゴーイン・バック(2018年製作の映画)

1.8

久しぶりにこんなアホ映画観た……。中学生のときハマってた「俺たち」シリーズぶりの下劣&阿呆映画だった。

最後のどんでん返しシーンはアメリカンコメディのそれだった。いやー愉快。痛快。もう観ない。「たの
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.6

【2023.1.5 @札幌シアターキノ】
実は、クリスマス当日に色々しんどくなって生まれて初めて途中退出したケイコ。リベンジを果たしました。

なんかうまくいえないや。ケイコは最後走ってくれた。それだ
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そばかす(2022年製作の映画)

3.1

今年映画館1発目〜。

最初の、not heroine moviesのあたりから「ほぉ」と感じたけれど、映画の内容は「ほぉ……?」でした。でもね、これがまた難しくて、自分はこの映画を完全に否定できない
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.0

新年1発目ー!
期待してたのに全然だった笑笑

三谷幸喜初監督作品。ラジオ制作会社のレコーディング/配信部屋からのワンシチュエーション映画。

面白いんだけどねえ、いちいちイライラしてしまった^_^後
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

[18回目 2022/12/31]Amazon prime video
母さん夜勤、弟は明日地元に帰る。
2年半ぶりの地元、正月過ごすのは6年ぶり(高校2年生ぶり)の地元。
父さんと2人で過ごす初めて
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バーシティ・ブルース(1999年製作の映画)

3.0

十字架を背負ってアラーに祈る少年、助手席に座るベーコンという名の豚、ビールをがぶ飲みする豚、全裸の男女が乗り回す夜中のパトカー。無茶苦茶だった。
が、そんななかでもアメフトがこの世の全てであるという謎
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.0

諸君、甚だ遺憾ながら申し上げよう。

比較的序盤、物語の中核、そして後半で、乳房にしか目がいかないタイミングがあり、奮闘懸命、四苦八苦、私は極めて苦労した。
やはり我々がキュビズムから学んだことはたっ
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ペンポイント・パーカッション ーペン先の音楽ー(1951年製作の映画)

2.9

ノーマン・マクラーレン作品観たいなーってずっと思ってて、それなら彼のフィルムの作り方から入ってみようかなーとか思って観てみた。

面白かったけど、これはショートフィルムではない。笑
なんとも感想を言え
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