都麦さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

FILM REDのダメなところ
・「シャンクスの娘」というサルでも考えられる雑すぎる設定
・シャンクス父親としてダメすぎ 周りの大人ダメすぎ みんな揃ってウタを殺したかったんか?
・Adoの歌うますぎ
>>続きを読む

梅雨明けを待ちながら(2020年製作の映画)

2.3

脚本進まなくなって自分のclip漁ってたら『ポラン』の中村監督のショートフィルムが出てきたので鑑賞。正直演技は観てられないけど、やはり撮影のセンスはピカイチだな〜。

「なんで昔あんなに東京に行きたか
>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8

なんだったんだ……。怖かった痛かった。てか疲れた……。7時間半かけて観たよしんどくてしんどくて……。いやー、何から話す?

まず思い出したのは『イニシェリン〜』と『LAMB』。閉鎖的な空間と脳味噌に組
>>続きを読む

シンプル・シモン(2010年製作の映画)

4.0

ハムージャのおかげで立て直した映画耐性。勢いで2本目。このまま調子戻せる気がする……。

この世には観終わったあとなにも言えない良作と思わず「最高か‼️」と叫びたくなる良作の2種類があるが、これは後者
>>続きを読む

劇場版 とっとこハム太郎 ハムハムハムージャ!幻のプリンセス(2002年製作の映画)

3.4

信じられますか?3月、フェイブルマンズ観てから今まで映画観てませんでした。上映会が終わったと同時にホントに映画観れなさすぎて落ち込んでた。回復の兆しを掴んだのは今日のTSUTAYA。久しぶりに「映画っ>>続きを読む

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.6

映画を撮っている自分に、伝説的映画監督スティーヴン・スピルバーグ様の自伝的映画は絶対的に刺さらない。その理由は明瞭だ。なぜなら私はスピルバーグじゃないから。
本当にただの自伝。彼の回想、日記の読み返し
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

5.0

[記録2回目ェェエエエエ‼️ 2023.3.9 @MOVIX京都ォォォオオオ‼️]

変わらず99億円のジャンプゥゥゥウ‼️マジ神。神か?これは神か?と思いながらみた。心なしか1回目より面白い。ラーマ
>>続きを読む

青春残酷物語(1960年製作の映画)

4.7

日本ヌーヴェルヴァーグをビリビリと感じやした……。以前松竹のことボロックソに言ってしまったが、やはりこの時代の松竹はすごいと思うのだ。どれだけ現代の松竹がため息をついてしまうような映画を更新しようと、>>続きを読む

あの頃をもう一度(2021年製作の映画)

3.8

いつclipしてたんだろ?と思いながら気が乗ったので観た。なーにがこんなに好きなのかわからんが、好きだ。やっぱPIXARの表現力がすンンンンごいということは、認めざるを得ない。

人間、誰しも老いる。
>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.9

『コンパートメント〜』で死ぬほど酷評をかまし、というかそれ以前に最近の映画に対する「ダメだ」「もう無理だ」「苦しい」に押しつぶされ、ふて寝してやりたかったし明日も朝からシフト入ってるのに、それでも自分>>続きを読む

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

2.0

「席ガチャ」
月に何度も映画館に通うようなニンゲンたちなら誰もがこの映画に感じること。それは席ガチャへの恐怖。
先日のBABYLONで席ガチャ史上最もBABYLONなシートつまりカオス席を経験した私は
>>続きを読む

バビロン(2021年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

デイミアン・チャゼルという名前だけで観に行った。他の前知識はゼロ。
俺は汚いのもグロいのも大きい音も長い映画も苦手(今すぐ映画好き名乗るのやめろ)だし、歴史に残る席ガチャ大外れ(前の席番号ガン無視ジジ
>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

3.4

前半全く馴染めず、しかし後半にかけてノッてきてからは永遠に面白かった。これは完全にキャスティング勝ち。
自分の上映会で疲弊しすぎて久しぶりの映画だった。午後ずっと新宿いたのにコンパートメントもシネマブ
>>続きを読む

一本の線(2016年製作の映画)

2.5

ネコチャンを雑に扱っていませんか?ということに関しては一旦協議したい。

恋をすると人生はグチャグチャになる。
恋とか愛とかというものは、人類がその歴史をかけて挑んできた難題であり、“映画”という人類
>>続きを読む

老人と情景(2020年製作の映画)

3.0

喀血しても老人は踊る。

音楽って言語なんだよね。音楽で、孫と老人は言葉以上のものを交換していた。直接会話があったシーンはなかった気がする。
爺ちゃんは、遺影の前で孫が踊ってくれて最高に幸せだろうね。
>>続きを読む

オリ・マキの人生で最も幸せな日(2016年製作の映画)

3.0

日曜日にちゃんと18時まで寝続けた俺は、暇だと連絡する相手もいなければ外出も面倒なのでFilmarksを開くしかない。オリマキがよかったらコンパートメント観ようと思い鑑賞。そうして汗とは縁もゆかりもな>>続きを読む

I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

4.9

吐きそう
くるしい
逃げたい

マイクミルズ、怖い


2023/4/20 糸が産まれた日。糸の最初のプレゼント。
みんなが同じ人生を辿るなんてことはないのに、詩も楽も、つむも、もしかしたらなぎさんや
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.0

怒鳴り散らし椅子を蹴り罵詈雑言の挙げ句「俺の目を見ろ」。無茶をさせ出来るまでやれと罵る。中学時代の部活の顧問の顔が脳裏に過りまくる106分。鬼とはどの国でも鬼であるのね。

けど自分の顧問はバスケット
>>続きを読む

BLUE GIANT(2023年製作の映画)

5.0

[3回目 2024.3.11 @早稲田松竹]
一年ぶり。
この一年でいろんなことが変わってしまった。
「俺、一回JASS抜けていいか」
踏み台の話。
おれはダイみたいに応援できなかった。
本気じゃない
>>続きを読む

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

1.0

【読み返したら物凄い酷評をしてるのでこの作品が好きな方は見ない方が良いかとー!】

原作・脚本・監督全員60超えのオッサンでこんなものを作ってしまう日本映画界を、いち映画ファンとして大変恥ずかしく思い
>>続きを読む

東京暮色(1957年製作の映画)

3.6

まず、今更自分が言う必要もないだろうけどそれでも『東京暮色』の有馬稲子が有馬稲子史上一番可愛いということは特筆に値する。このザクザク前髪強気女の子がど〜〜〜うしても性癖にブッ刺さってしまう。言わずもが>>続きを読む

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.4

一晩眠っても消化できん、なんだこれ。と思ってたけど書き始めてから気づいたのは、この映画は忙しない現代社会に与えられた老荘思想という安らぎの場だったということ。観終わったあと「ひとことで表すなら禅、いや>>続きを読む

冬の旅(1985年製作の映画)

4.0

一体全体、俺はこんなクソつまらない鬱映画の何が楽しくてスクリーンに吸い寄せられ、久保建英激似女の珍道中に1秒も集中力を切らさずに夢中に居られたのか。ヌーヴェルヴァーグの魅力底知れず、という言葉でまとめ>>続きを読む

水の中のつぼみ(2007年製作の映画)

2.8

あーだめだ、わからんみんな変
このときのアデル・エネルはシアマと付き合ってたんやな。このあと別れてそれぞれ人生を歩みその先に『燃ゆる〜』があったんやな、と思うとそれでグッとくる。

眠るのには最高
>>続きを読む

サポート・ザ・ガールズ(2018年製作の映画)

3.0

も〜〜〜このポスター大好きになった。以上。

ラストは良かったけど、にしても期待しすぎたかな〜〜。もちろん日常を写すとかその中に見えてくるものとかあると思うし、あったし、その点においてこれは素晴らしい
>>続きを読む

エンドロールのつづき(2021年製作の映画)

4.0

取り急ぎ“All you need is love and movies”ということで、これは私の中学生の頃の英語のノートの端っこにグチャグチャの文字でピカピカにして書かれていた言葉であり、ノート提出>>続きを読む

エゴイスト(2023年製作の映画)

3.8

愛って惨いよね。

浩輔、龍太、龍太の母、浩輔の父、浩輔の母。
どうしようもなく愛してしまったとき出てくるものは、自己犠牲と、それに対する「僕の(私の)わがままだから」という言葉。よく“見返りを求めな
>>続きを読む

すべてうまくいきますように(2021年製作の映画)

3.7

Resolved: That Japan should legalize voluntary active euthanasia.

淡々と、尊厳死と尊厳死までの過程を写す。それだけだった。過度に飾る
>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

この映画が俺の役に立てる瞬間が唯一あるとすれば、これを理由に好きな人と朝までウォッチパーティすることくらいだったから、そう考えたらファインプレー

よくわからんかったしわかろうとも思えんかったけど、と
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

俺が『犬王』のアヴちゃんを(観る前も観てる時も観終わった後も) 北陽の虻川美穂子だと思っていた話は瞬く間に世界で周知の事実となったけれども(1人しか知らない)、かの有名なThe Shape of Wa>>続きを読む

Happy Hunting(2018年製作の映画)

1.2

これ観てる人間、存在そのものが無念(自分)

大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

1.5

日本で一番おもろい。いい加減にして欲しい。
映画って本当に色々あるよね。キャンバスの上映会の前にこれ観ることにする。

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

そりゃまぁ幻滅だろ。期待はずれにも程があった。『スリー・ビルボード』しか標本がないおれはこの映画に【謎解き痛快サスペンス⭐︎ある日突然親友が、ボクを嫌いになっちゃった⁉︎どうするパードリック⁉︎次回!>>続きを読む

アフロ田中(2012年製作の映画)

4.4

童貞⭐️万歳

1晩で2松居大悟sを摂取するのは体に良くないことくらい、少し考えたらわかるだろうに、てか今この状況でよく2本目を観ようと思えたな俺は。ほんでこれがクソ駄作だったら「俺のバカヤロー!」と
>>続きを読む

私たちのハァハァ(2015年製作の映画)

3.0

イッ…芋草ェェェェェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!✨✨✨

こちら、とにかくもう目も向けられないくらい痛ェ田舎モン女子高生たちつかド痛ェオタクとかぶれが福岡から東京までを転がりまわる話でありまして、そ
>>続きを読む

恋は光(2022年製作の映画)

3.3

簡潔にいうとここ数ヶ月の吾輩は悩める子羊でありまして、まぁその相談を映画に持ちかけるところがもう既にオワコン陰キャなわけですが、ある種「僕のこの心に答えを……!」的ノリで鑑賞したわけです。なんか感情が>>続きを読む