アニャ・テイラー=ジョイとニコラス・ホルトの共演、と知った時からそれだけで楽しみにしていたこの作品。あらすじやトレーラーを見た時に想像していたストーリーとは一味も二味も違い、実際に観ている最中も印象が>>続きを読む
エジソンの存在はもちろん知ってはいるものの、全然知らないことばかりだった。発明家としての苦悩だけではなく、ビジネスとしての側面が色濃く描かれ面白そう、と思ったのだけれど…
事実に基づいていてこの題材、>>続きを読む
楽しみにしていたけれど、評判があまり良くないので後回しにしようかと思っていたこの作品、公開から一週間と経たないうちにもうすでに二回も観に行ってしまった。
友人であるバートとハロルドが、依頼された検死>>続きを読む
とんでもない衝撃作。
内容は全く好きではないどころか、どうしてこんなストーリーを描くのかとさえ思ってしまうほどだったけれど、凄まじい脚本や映像に引き込まれた。
もう二度と観たくない作品でありながら、噂>>続きを読む
さすがに新たな発見や感動、新鮮さはなかったもののやっぱり気分が上がる。私はピーター3が好きすぎるので、冒頭のメッセージだけでも嬉しくなった。
ストーリーを知った上で肩の力を抜いて見ると、出演者みんなと>>続きを読む
今の今までもったいぶって観ていなかったけれど、全てが好きだった。
不可解であまりにも悍ましい一人目の死体が発見された現場の検証シーンでは、新任のミルズと同じように顔を顰めながらも、一体この先何が待っ>>続きを読む
母親にも子ども時代があり、自分と同じだけ年齢を重ねてきたという当たり前のことに改めて気が付きハッとする。
また、ある意味では今よりも大人な一面もあったかもしれない子どもの頃の自分や、たまらなく大人に憧>>続きを読む
90歳になる主人公のアールが、お金や仕事より、何よりも大切なものにようやく気が付く。ストーリーはシンプルで、描かれているものもかなり直球だと感じたけれど、すとんと入り込んできた。
主人公のどっしりと>>続きを読む
サーカスの団員で、町を転々としているルーク。
警察官のエイヴリー。
ルークの息子ジェイソンと、エイヴリーの息子AJ。
それぞれの人物に焦点を当てた三部構成で物語は進んでいくが、どのパートも嫌な気持ち>>続きを読む
セーヌ川のほとりでたまたま出会い、恋に落ちたばかりの相手を追いかけ、彼女のヴァカンスの旅先へと向かうフェリックス。
親友のために嘘をついて仕事を休み、ついていくシェリフ。その嘘もバレバレなのに咎めて>>続きを読む
この作品の映画化が決まった時にはまだ映画を今ほどは観ていなかった、どころか全然なくても困らないものの位置付けだったように思うけれど(今では考えられない…)伊坂幸太郎が大好きで、絶対に観たいと心待ちにし>>続きを読む
さかなクンという実在する人物の半生を描きながらも、どこかファンタジーのような雰囲気を纏い、それでいて不意に現実感が突き刺さった。
気持ち良くプカプカ海に浮かんでいたら、急に水の中で冷たさを感じてドキッ>>続きを読む
うだつが上がらない小説家志望の主人公に焦点を当てた映画、というと見覚えがありよくある話だと思ったけれど、三つの軸からなるストーリー進行と、主人公が小説家として成功する理由に、他にはない印象を受けた。>>続きを読む
普段はホラーと分類される映画は観ないけれど、自分の思い描いていた怖さとは全く異なり、意外と分かりやすくて面白かった。終始程よい緊張感と不安に包まれながらも、陽気さや楽しさも混在していて不思議な味わい。>>続きを読む
ポスターのイメージから、クリスチャン・ベイルが演じる人物がボスで、他の四人とチームを組み鮮やかな手口で次々と人を騙し、見ていて痛快な気分にでもなれるのかと想像していたら…全然そんなことはなかった。
ど>>続きを読む
一、二作目のパターンを追うのではなく、今までとは打って変わって真面目なトーン。とは言え、ドタバタかつ破茶滅茶っぷりは相変わらず。
いつものハングオーバーがなくて安心するような、ちょっとだけ寂しい気もす>>続きを読む
やっぱりオープニングが良い。前作とプロットは同じでもよくこんなに思いつくなぁ、と楽しめたのと、前作同様映像が好みだった。
舞台がタイというのも新鮮で、途中までは一作目よりも好きかもしれないと思ったもの>>続きを読む
独身最後の夜をラスベガスで楽しもうと親友たちと出かけたら、当の本人が失踪。羽目を外しすぎて昨晩の記憶を一切失ってしまったようだけれど、冒頭、結婚式を5時間後に控える新婦への電話のシーンで漂うシリアスさ>>続きを読む
主人公の性格とか置かれている状況とか、設定とかストーリーとかもはやどうでも良くて、何がか分からないけどとにかく好みだと序盤で確信する映画がごく稀にある。
最近観た『アリー/スター誕生』もまさにそうだっ>>続きを読む
壮絶な戦争映画だと意気込んで見始めた序盤は、幼少期の回想こそ辛い気持ちになったものの、主人公デズモンド・ドスの陽気さや後に妻になるドロシーへの不器用なアプローチに、ある意味で肩透かしを食らったような気>>続きを読む
秋は一番好きな季節。涼しくなった時期を想像していたけれど、まだまだ暑さの残る秋のローヌ渓谷の風景が広がっていた。
娘の結婚式を控えたイザベルが、当日振る舞うワインを、ぶどう畑を持つ友人のマガリに注文>>続きを読む
先日観た同監督の『夏物語』ではどうでもいいことしか起こらないのに目が離せない、と思ったけれど、本作は各登場人物の恋愛観や価値観を目を離さず見聞きしたけど心底どうでもよかった。
夏のノルマンディでのほ>>続きを読む
初めは何の関わりがあるのか分からなかった別の出来事や、接点のないミカエルとリズベットのことがそれぞれの軸で描かれ、どう繋がっていくのか全く見当もつかなかった。
目を背けたくなるようなシーンや、何故こん>>続きを読む
未だかつてフランス映画を手放しで好きだと思ったことはないのに、何故か突然、急激に観たくなることがある。
そんな時に、いつか観てみたいと思っていたエリック・ロメール監督作品の特集上映があると知り、暑い中>>続きを読む
始まった瞬間からギラギラ全開なバズ・ラーマンの世界観。配給会社のロゴがまるで監督の名札かと思うほどで、いきなりテンションが上がる。
トム・ハンクス演じる、ちょっと怪しげなトム・パーカー大佐の語りで物語>>続きを読む
料理の腕前は確かなのに、人間性に難ありな主人公をいまいち好きになれなかったものの、レストランの裏側や手際の良い調理を見るのを楽しんだ。
主人公アダムの言動にギョッとすることも多々。こういうレストランや>>続きを読む
スパイものもアクション映画も、実はそんなに興味を持てないのだけれど、監督と出演者が気になり鑑賞。見せ方がかっこよくて、楽しめた。
ハードボイルドというか、登場人物たちが殺し合う映画は好きでも嫌いでも>>続きを読む
公開当時、その時は映画を全く観なかった私でもこの作品のことは知っていたし、「shallow」も聴いたことはあった。
でも、特に興味を引く題材ではなかったので、映画が好きになってからも観るつもりはなく…>>続きを読む
思いの外好きな、嫌な感じだった。
公開時に映画館で観るつもりだったものの長さと暗さに断念、でもやっぱり映画館で観れば良かった…。
初めは口数が少なく、謎多き主人公が一体何をしたのか、これから何をする>>続きを読む
タイカ・ワイティティ大好き、彼が手掛けた『マイティ・ソー バトルロイヤル』もとっても面白くて、今回も期待値高めで観に行った。ソーシリーズはいつも家族のごたごたが色濃く描かれ、(家族以外の)ヴィランはあ>>続きを読む
これは紛れもなく自分だ!と全面的に思ったわけではなく、そして途中までは自分の思うままに人生を謳歌しているように見える主人公が羨ましくもあったけれど、現代を生きる一個人として共感することが多かった。
伝>>続きを読む
普段はあまり好んで観ることはない、恋愛を中心に描いた映画、そして名前はよく聞くけど作品を観たことがないポール・トーマス・アンダーソン監督。すごく良さそうな雰囲気ではあるけれど、自分には合うかどうか…少>>続きを読む
どことなく不器用で、いつだって全力投球のフランシス。傍から見れば、もう少しの器用さがあればもっとうまく生きられそうなのに、と初めは思ってしまった。
でもあの姿こそがフランシス(・ハ!)で、それが彼女の>>続きを読む
学生の頃は本屋に行くのが習慣で、夏になると、新潮社のキャンペーンで、店頭に遠藤周作の『沈黙』が並んでいたことを思い出す。いつか読もうと思いながらも、ついぞ読むことはなく…こういう話だったのかと衝撃を受>>続きを読む
もうすでに二回観たけれど、本当に良かった。トップガンに思い入れはなく、トム・クルーズが出演している映画を観るのもこれが初めてだったけど、終始圧倒されっぱなし。最高の映画体験だった。
オープニングでい>>続きを読む
業界は全く違えど働く社会人として、ひとりの人間として、主人公に共感する部分が多くあり、思わず胸が熱くなった。仕事終わりに観て良かった。吉岡里帆さん、同年代で、強く憧れるのだけれどますます尊敬、そしてさ>>続きを読む