ytさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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くちびるに歌を(2015年製作の映画)

4.0

思春期ならではの純粋無垢さと、葛藤を抱えながらも未来の自分に幸せを願う、感動の青春合唱ストーリーの傑作。あのくだらないことで語り合い、喧嘩し、やる時は皆で助け合いやり遂げる思春期にしか味わえない学生生>>続きを読む

CUBE(1997年製作の映画)

3.5

低予算に反する世界的大ヒット、SAWと同様シリーズ第1作目に人気があるカルト的スプラッターホラー。ワンセットでかつ役者も少ないという低予算ぶりにも関わらず、監督から演出までアイデア1つで噛み合えば出来>>続きを読む

パプリカ(2006年製作の映画)

4.3

2010年に逝去した今敏監督の最後の劇場作品。アニメでリアリティの根底を追求する監督は少ない中で、大人が観ても面白い演出を、これまで獲た方法をフルに活用し「アニメの中のアニメ」といえる映画を作り上げた>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

5.0

生涯ベストナンバーワン映画。これ以上を超える映画に出会うことは今後そうそうないだろう。この作品を映画館で観れる時代に産まれて良かった。ありがとうトム・クルーズ、ありがとう制作陣。前作のオマージュといい>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

4.8

トム・クルーズの大出世作。これぞエンタメ、これぞ映画。片手にポップコーンを持ち映像に釘付けになるまさに”映画”の象徴だろう。物語は、米軍の戦闘機パイロットの青春群像を描く単純な航空アクション映画だが、>>続きを読む

アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.3

カナダの作品でしかもスプラッター系ホラー。色々初めましての作品で、パッケージからB級臭するな、、と思ったが案の定。だが、そこまで悪いわけでもない所が面白い。ちゃんとグロいし。71分と時間も短く、空いた>>続きを読む

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.7

本作は実際に米国で起きた未解決の連続殺人事件、「ゾディアック事件」を題材に制作された作品。監督がデヴィッド・フィンチャーな事もあってか、事件中心のサスペンスというより、事件に対しての人間ドラマに重点を>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.6

ホラー映画の原点であり金字塔。単なるホラーではなく、悪魔をメインに呪術的な怖さのホラー。実際にありそうな所が怖さを助長させる。そして耳に残る映画のテーマ曲としてエクソシストはかなり上位に入る。SAWと>>続きを読む

ダイ・ハード2(1990年製作の映画)

4.8

シリーズ第2作目。シリーズものというと2は1よりも面白味に欠けると言うが、ダイ・ハードは違う。1と張り合えるほど面白い。内容も制作費が上がったからかアクションや制作地のスケールがアップ。マクレーンお得>>続きを読む

ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.6

ついに来ました。ダイ・ハード。作品自体は小さい頃から何度も観ていたが、物心ついてからまた観たくなり鑑賞。いやぁ面白い。年代からして作品の出来的にはまだまだな所も多少はあるが、それでもアクション映画とし>>続きを読む

名探偵コナン 緋色の弾丸(2021年製作の映画)

4.0

シリーズ24作目。いやぁ渋め、だがそこがいい。また灰原哀推しとしてはもう最高の作品。コ哀の絡みはいつ見ても最高ですね〜。今回の作品はいつにも増してキャラが多いのも特徴。それぞれのキャラに一定数の役割を>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(2004年製作の映画)

3.8

シリーズ12作目。ギャグ展開の多いクレしん映画では珍しい、シリアステイストな変化球映画。物語の内容的にも重いシーンは多々存在するが、シリーズ初の西部劇も文句なしの出来で面白い。テレビ朝日開局45周年記>>続きを読む

特別編集版 名探偵コナン 本庁の刑事恋物語~結婚前夜~(2022年製作の映画)

3.0

当時の金曜ロードショーは粋だなぁと思う作品。勿論、映画公開に合わせた作品なんだろうが、古参には嬉しい特別版となっている。2人の恋愛遍歴を観れるなんて最高か?物心がついてから改めてまじまじと観てみると、>>続きを読む

名探偵コナン ハロウィンの花嫁(2022年製作の映画)

4.0

観る前はかなりの評判で、期待を膨らませて観たが評判通りの良作。近年の派手なアクション要素は少なく、一件地味な作品か、、?かと思いきや、原作ファンの心をガッチリ掴むストーリーとキャラ設定。従来の売れるよ>>続きを読む

名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

4.3

名探偵コナンの劇場版シリーズ第5作目!
今回は新一と蘭の関係や過去の回想などにはあまり焦点は置かれていない。そのためか黒の組織を劇場版に初登場させ、組織から抜けた灰原哀に焦点を置きつつ作られている。作
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

4.2

名探偵コナンの劇場版シリーズ第4作目!
前回の作品とは打って変わって割とシリアステイストの大人向けな作品。序盤の電話ボックスのシーンから、今回はシリアス味が強いなと感じる。しかし事件続きの重いストーリ
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.1

名探偵コナンの劇場版シリーズ第3作目!
今回はアドベンチャー要素が強めの作品。ロマノフ王朝の遺産を巡り、大人気″怪盗キッド″や世界的スナイパー″スコーピオン″が登場。宝物を見つける演出は映画ならではの
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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

4.2

名探偵コナンの劇場版シリーズ第2作目!
劇場版の新作も公開ということで観返すことに。コナン映画にしてはミステリー要素強めの謎解きが多い作品で、さらに映画の主軸の事件とはまた別軸として小五郎の刑事を辞め
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八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)

3.0

最近、YouTube上で話題のいわゆる「マンガ動画」といわれる動画で本作品と同じような(というかこれが元なのかも)内容の動画があり視聴。そこからこの映画が気になったので鑑賞することに。こりゃ日本で公開>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.7

ジャパニーズ・ホラーの代表作。何なら邦画のホラー映画の中ではトップクラスの怖さを持っているのでは。自分の場合、2002年公開のアメリカ版の「ザ・リング」を先に鑑賞するという謎行動をとってしまった為、面>>続きを読む

ボーン・コレクター(1999年製作の映画)

3.9

なんだろう、何か色々と惜しい。事件等の個々のプロットは悪くないが、それを物語に練り込められていない。1995年、フィンチャーによって作られた「セブン」は記録的なヒットを樹立。その後この手ようなサスペン>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

4.2

この作品が傑作と言われるのがよく分かる。何ならコーエン兄弟の最高傑作とも呼べるのではないか。話の内容は至ってシンプルで、大きな起伏も存在しない。劇中に降り積もる雪のように、静かにのっしりと重みをかけて>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

なかなか手を出せず、ようやく鑑賞。最高。長すぎずテンポも良く、観終わって数日経つだけでまた観たいな、、と感じさせる不思議な力を持っている。アン・ハサウェイが綺麗すぎて溶ける。男女問わず楽しめる良作。>>続きを読む

遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.8

B級感が満載なのに、なんだこの完成度の高い作品は。未知の生物と遭遇しているのにも関わらず、自分たちが基地を離れてしまうと世界中に広まってしまう可能性があると考え、冷静にかつ慎重に行動していく。考えに考>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

4.2

ジェイソン・ボーンシリーズの第1作目。
007を始めスパイ映画というのは溢れるほど存在するが、記憶を無くした最強のエージェント、というのは新鮮。マット・デイモン、という名を世に知らしめた代表作ともいえ
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モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.3

小さい頃から観ていた作品。歳を重ねてまた観たいなと思い鑑賞。やっぱ面白い。子供の悲鳴がエネルギーになる、その時点で面白いし、何より映像描写が神レベル。サリーの毛なんて、あれ本物でしょ?笑。ピクサーは良>>続きを読む

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.5

予告編やあらすじで大体はこういう話なんだろうなぁという想像はついていたけれど。観てみると全然違う。良い意味で裏切られた。友達と過ごすあの何気ない日々の日常が、どれだけ楽しくて、幸せだったか。観終わって>>続きを読む

デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.8

これが2004年の作品か。ストーリーといい映像の完成度といい全てにおいてレベルが高すぎる。ジオストームのような人工の気象宇宙ステーションが暴走する、といった有り得ない設定ではなく、地球温暖化といういか>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.9

映画の新境地というか。こんな映画は初めて。やはり”犯罪サスペンス”というと、スリリングな展開や会話が映像として伝わるからこそ臨場感を味わえるものだが、この映画はなんと主人公アスガーと相手の会話と周囲>>続きを読む

ミザリー(1990年製作の映画)

3.6

何気なく録画したのを初鑑賞。怖すぎる。それも、心霊現象や怨霊のようないわゆるホラーみたいな怖さではなく、こう本当に有り得そうな、居そうな人間の怖さを感じる。これぞサイコ・スリラーといった感じ。少々シャ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ栄光のヤキニクロード(2003年製作の映画)

4.0

クレヨンしんちゃんとしては11作目の映画。オトナ帝国、戦国大合戦と割とシリアスなテイストの映画が続いての今作品。監督が変わったことや、この作品からデジタル制作に変わったことなど、かなり当時のクレしん映>>続きを読む

ナインイレヴン 運命を分けた日(2017年製作の映画)

3.7

2001年9月11日、場所はアメリカ合衆国、ニューヨークに存在した、ワールドトレードセンタービルノースタワー内のエレベーター。何気ない日々を送る男女5人が、突如起きたテロに巻き込まれ、エレベーター内に>>続きを読む

サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.5

いやぁ、、。このような映画を観たのは初めてで、観終わって数分は何も考えれることが出来なかった。突然終わりを告げる日常、愛する人が居なくなる恐怖。予想が出来ない未来に、何気ないやりとりが刻まれる。妙にリ>>続きを読む

透明人間(2019年製作の映画)

3.8

前々から気になっていたが観れず。予備知識無しでようやく観れた。正直これは予備知識無しで観るのが正解。話が二転三転するので、どんどん迷宮の渦に巻き込まれていく。本作品の味である所を存分に楽しむことができ>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.8

「ツキはすぐ変わる___。」

映画とはまさにこうだと示してくれるような映画。エンターテインメントの在り方を感じさせてくれる。豪華キャスト、華麗なる描写。1度観ただけでは見落としてしまう部分が沢山ある
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劇場(2020年製作の映画)

4.7

観ている時の苦しさ、観終わったあとの喪失感。原作が又吉直樹なだけあって、溢れ出る文学的描写のセンス。山崎賢人と松岡茉優の原作を忠実に再現したかのようなリアリティーさ。もう本当に良い映画だった。

売れ
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