RYUYA

ウーマン・トーキング 私たちの選択のRYUYAのレビュー・感想・評価

3.5
ゴッホの絵の中の女の人たちみたいな、すなわちはるか昔の農村での話かと思いきや2010年に起きた実話という衝撃。自給自足のキリスト一派のコミュニティで起きた連続レイプを機に、女性たちが「村を出る」「男たちと戦う」「このまま過ごす」の3択を巡り話し合うというお話。現代に響かせる気満々の、意義しかない作品だった。キャストも脂乗りまくりの強者だらけでしたね。「男」を全否定する=息子である男の子もその中に入る、という思想に行き着くの、キツいよね...。全然出てこなかったけど、フランシス・マクドーマンドの存在感はやはり絶大でしたね。彼女を見てたらなんか大竹しのぶさん思い出すんだよな。あの人も『ノマドランド』やれるだろうなと妄想。
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