このレビューはネタバレを含みます
大変重い作品だと英会話の先生に言われビビり倒して半分見て一年止めていた作品。
正常と異常の境目は何だろう、人間の尊厳とは何だろう、と思うと受け止めきれないくらいずっしりきた。でも、今のタイミングで観てよかった。
小6のクラスを思い出した。
共依存みたいな変な環境(先生がおかしかった)で、平和な1日よりドラゴンを登場させて討伐する方が仕事を”やった感”があるからだった。
問題がないところから問題は作らない方がいい、またはその意図がなくてもそうなってないか気をつけるという考え方はこの経験から生まれた。
先生にかぎらず現代でも自分の不安の払拭や、やった感のためにありもしないフランケンシュタインを作っていないか?
問いたいと思う。