ミミオ

デューン 砂の惑星PART2のミミオのレビュー・感想・評価

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
3.5
こんな大作SFは劇場で観なきゃ!

気づけば上映館が超少なくなってしまって…仕方なく行ってまいりました、新宿109プレミアムシネマ。席は二種類、お安い方で4700円ですよ………!
結果、元はとれました。上映1時間前から入れるコンセッションで無料のウェルカムポップコーンとドリンクをお供に心の準備、入場後はフッカフカのシートに腰を下ろし。両肘掛もやはらかく、小物も傘も個人ブースに納まる余裕設計。うん、これくらいしてもらわなくてはね。と、整って、改めて前方を見遣ると、スクリーンは意外とコンパクト…何だか違和感。スクリーン両サイドに余白スペースがないのです。正面の壁全面がスクリーン?そこで前方をご覧くださいのアナウンス。何と左右両側の壁にも映像が投影されるデモ映像が流れるではありませんか!何これ吸い込まれる。
こんなフォーマットがあるなんて存じませんでした。screenXて言うんですって。ただ残念なのは端からふたつめの席だったもので、没入感は4割減。次これで観る時はど真ん中、ちょっと前目、ジャンルはスピード感のあるアクションやホラーで観たいものです。

……あれ、ここまで劇場の話…

肝心のdune、この世界はこういうものだから!と思考停止を強いられるのにやや鼻白んでしまった。
女性専用砂虫液に耐えられたものは教母のチカラ(フォース的なもの)を獲得すると。男性はどうせ耐えられないと。でも運命に導かれた王子は呑んじゃってまんまと昏倒。でも逆白雪姫発動、愛するものの涙入り液で見事目覚めちゃうと。もうこの辺は力技で納得するしかなく、カタルシスはない。こんなくだりが結構多い。

物語はスターウォーズとマッドマックスFRに少しストームトルーパーと、大好き全部載せなんでもう大好きなんだけどね。
レベッカさんに加えて今作にはレアセドゥもアニャ(!)も、僕得キャストなんだけどね。

で、選ばれし者はダースベイダーへの道をまた一歩進むことになります。まさかパルパティーンがママとはね。
そして次はいよいよ宇宙大戦、パート3は…期待薄か……?何とか予算がつきますように…!
ミミオ

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