"ハンドル"
ジェイソン・ステイサム主演のスパイ・アクション。
MI6の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュンは、多額で闇取引されている「ハンドル」と呼ばれる謎の兵器を回収するミッションを任される。彼と仲間達は闇取引の裏に隠された巨大な陰謀を知ることになる…。
暇つぶし程度に何気なく見ていたので、クレジットを見るまで気づかなかったが、本作の監督はガイ・リッチーなんだ…。
なんでもジェイソン・ステイサムとは5回目のタッグとなるのだそう。
本作はコメディ要素も強く、あえてパロディとして狙っているのか展開としては非常にベタなスパイ映画であった。
ただ、肝心のコメディ要素の部分がほとんど笑えなくて、自分には合わなかった。
アクション・シーンに関しても、思いのほか少なく、また特に目新しいものもないので特に印象には残らなかった。よくあるジェイソン・ステイサム作品といった感じで、ガイ・リッチー監督らしいクールさや軽快さも不足気味。
良くも悪くも無難な作品で、せっかくのジョシュ・ハートネットやヒュー・グラントといったキャスト陣も活かきれてない感じがした。
残念ながら、ジェイソン・ステイサム作品としても、ガイ・リッチー作品としても、特に記憶に残らないであろう作品だった。
