難しかったです。
何というかストーリー的な難しさではなく、自分の学のなさ故の難しさって感じで、歴史的な背景や量子力学の知識が足らなすぎたし、登場人物も多いし、画面が白黒になったりカラーになったりだしで、ひたすら一生懸命鑑賞してました。(カラー:オッピーの主観、白黒:それ以外、ってことだったらしい)
加えて、フローレンスピューが脱ぎまくっていたり、オッピーの妄想のような幻覚のような映像がインサートされたりするのですが、このへんは彼の思想的な部分を可視化している感じで分かりやすかったです。
日本人としては後に日本に投下されることとなる爆弾が作られていく様を見るのは決して気持ちの良いものではないですが、単純に1人の物理学者が膨大な年月・人員・費用を掛けたプロジェクトを成功させるまでのプロセスは見応えがありました。
とはいえ3時間の上映時間の内の後半の聴聞会のシーンはさすがに長いなぁって感じました。