さしみ

オッペンハイマーのさしみのレビュー・感想・評価

オッペンハイマー(2023年製作の映画)
3.5
『我は死なり、世界の破壊者なり』

“原爆の父”と言われたロバート・オッペンハイマーの半生。
第二次大戦中、ドイツに原爆開発の先を越されることを恐れたルーズベルト大統領の決定により発足されたプロジェクト「マンハッタン計画」によりロスアラモス国立研究所の所長に就任し、原爆開発を主導しました。

唯一の被爆国である日本では賛否あった作品で全米より公開が数ヶ月遅れだったのは周知の事。
実験成功の後の喝采は心を“無”にしました。

主演のキリアン・マーフィーが実際のオッペンハイマーに見た目や所作までも限りなく酷似しているであろう推測。
劇中だいたい音楽か音があるのですが、一瞬無音にしてからの大きい音などビックリさせる事も上手く仕掛けてます。
登場人物が多いのとクリストファー・ノーラン監督が時間軸の操りが得意なのでやや難解でした。
フォロ様のレビューを読ませていただいて更なる理解&消化したいと思います。
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