ミステリーやサスペンス作品として低評価
行方不明事件が解決されないまま映画が終わる
「これはサスペンス映画じゃない!」って反論されそうが、じゃあなんの映画なの?
他に何も描いてないよ
名作「サマーフィルムにのって」でビート板役の河合優実が出てる映画
姉エイミ(鳴海唯)
妹ユウ(河合優実)
冒頭のボートに乗った会話で2人のキャラクターがだいたい把握できる
ユウのほうが消極的で影がある感じ
そしてその妹がいなくなることから映画が始まる
事件の展開が気になるので見続けてしまう
→まさか解決しないまま終わるとは思わなかったが
主人公エイミはスマホが鳴る音が苦手だからスマホを持たないって設定なんだが「だったらサイレントモードにしろよ!」で解決だろ
ラストで着信音きいて発狂する展開のために無理やりつけた設定に見えてしまう
繰り返すが、なんでサイレントモードにしないんだ?
職場には電話ないの?
職場で着信音聞いたら毎回発狂してるの?
主人公と同じく妹が行方不明になってるヒヨリ(仲万美)
登場したときから違和感というか浮いた存在
中盤から頭のイカれた行動をとるのでこれはこれでキャラクターとしてはありかな
セリフの棒読みは引っかかるけど
ちょっと気になったのが登場人物みんなiPhoneSEばっか使ってる
予算をおさえるために一番安いSEで揃えたのかな
【最後に】
松尾大輔監督は「園子温の弟子」ってことをやたら宣伝でアピールしてるけど今となってはマイナスでしかない
「〇〇の嫁」「〇〇の父」とか他人の権威を肩書にする人ってあなた自身には何もないんですか?っていつも思う