このレビューはネタバレを含みます
話:2.0怖さ:2.5映像:2.0
音楽:2.0演技:2.0時間:3.0 計13.5/20
メインビジュアル（★）＋0.1
地球に蔓延した猛毒ガスによって、人類が滅亡していく中でのクリスマスパーティの様子が展開されていく。
どうせ死ぬから何を言ってもいいと割り切って、普段言えないようなことを次々と遠慮せずに言いまくる様は、第三者から見れば、とても面白かった。
大人達は、ガスで苦しんで死ぬくらいなら、政府が用意したピルを飲んで安楽死するのがいいと思っていた。
しかし、子ども達は、ガスがどういうものなのか理解していないため、なんとかして生き延びようとする。
この対比が"経験"と"若さ"の違いを表していて、思う所があった。
結局、ピルを飲まなかった子どもだけが生き残るというラストシーンは、薬の副作用への疑念を表していると思う。
そもそも、猛毒ガス自体、どのようにして発生したのか明らかにされていないため、巷で噂の"計画的な人口削減計画"のようなものかもしれないと考察する事もできる。
