トランスマスター

死刑にいたる病のトランスマスターのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.0
♯85 オチが難解

主人公はFラン大学の法学部大学生
中学生の頃通っていたパン屋の主人から、手紙が届く。その差出人は26人を殺害した死刑囚だった。小菅の東京拘置所で手紙の差出人と面会した主人公は、9件目の事件は冤罪なので真犯人を探して欲しいと依頼を受け、死刑囚の国選弁護人の事務所にアルバイトで入所して真相を暴いていく小説ベースのストーリーです。

◆良い点/注目ポイント
・本作の阿部サダヲと
『はるヲうるひと』の佐藤二郎は、
普段のイメージを覆す快演です。
・裁判の傍聴席に
裁判傍聴芸人『阿曽山大噴火』が、
ちゃっかり膨張しています。
・私はグロい描写の耐性があると思っていたら、めちゃくちゃ痛そうで目を背けてしまいました。

◆改善点
・ハリウッドのホラー映画では必ず生き残る
人畜無害な優等生ばかりを標的にしているのが胸糞悪いです。そういう人に死亡フラグを立てないでいただきたい。

◆総括
・最後のオチが分からなくて
最終チャプターを2回観て理解できました。

私ならあの程度でドン引きせず
煩悩の赴くままに
夜のミッションを遂行します。

-2023年85本目-