健一

アステロイド・シティの健一のレビュー・感想・評価

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)
3.8
これがホントの『全力!脱力タイムズ』😅


いやぁ。
ウェス・アンダーソン監督も もう54歳ですか!

20年前くらいから全く 風貌変わってないね!😅
そして。
作風も全くブレないこの ゆる〜い演出。
程よい脱力感。
観ていてこんなに安心する作品群の監督なんて この人くらいしか思い浮かばない。
というワケで!
公開から6日目にしてようやく鑑賞出来ました。
いつにも増して今回は超豪華キャスト!
とうとうトム・ハンクスまで!😳


さて本作! ネタバレありかな?


あいかわらずのこの『初心者御法度🔰』な作風。😅
ダメな人にはダメ👎、ハマる人にはハマるある意味『中毒的』なこの脱力演出。
ただ前作あたりからかな?
キャストがよく喋るようになり字幕を追うのが大変になってきた。
ウェスの作品はとにかくビッグスターが大勢出てくるので画面を隅々まで追っていくだけでも大変なのに、それプラス大量の字幕も追わなければならなくなったので、かなり目がしんどい。

今回の設定は50年代のアメリカ🇺🇸。
ゆる〜い時代の ゆる〜い設定。
そして続々と登場してくるビッグスターたち。
心地よさは健在です。😁
前作「フレンチディスパッチ」では ほんのちょこっとしか出番が無かったジェイソン・シュワルツマンが今回は主役に抜擢!
ウェス・アンダーソン監督作の中では「天才マックスの世界」以来25年ぶりの単独主役というのはファンにとってはなんとも嬉しい限り。
きっと母親のタリア・シャイア(ロッキーのエイドリアン役)も喜んでいるはず。😅

あと。

イーサン・ホークとユマ・サーマンを両親に持つサラブレッド、マヤ・サーマン・ホークも出てましたね。
もう、お母さんそっくり‼️ 😳

ウェス・アンダーソン作品初登場のトム・ハンクスも意外と監督が作り出すこの奇妙な世界観にハマっていてコメディアンだった若い頃の才能を今になって発揮していて クスッと させてくれてる。
その他マット・ディロン、マーゴット・ロビーとトム以外の初キャストたちも新鮮に見れてくる この不思議な感覚。たまりません。😆

ただ。

オーウェン・ウィルソンは?
ビル・マーレイは?

いつものキャストがいないのは ちと残念。😔

あと。

ジェフ・ゴールドブラムどこにいた? 🤔

CGに頼らずセットを組んだオールロケーションでの撮影は恐らく監督のこだわり。
劇中の『岩山』もすべて 手作りのハリボテで『ちゃっちい感じ』が逆に50年代のさびれた砂漠の街をキッチュに映像化していて これまた心地よい。😆

ただ。

宇宙人のデザイン。見た目はもう少し こだわってもよかったのかな。
あまりにも『マンガちっく』過ぎて 逆にあの宇宙人だけリアルに描いたらもっと世界観がチープに映ったのでは?と感じた。

とは言え。

ウェス・アンダーソン監督には死ぬまで この作風を続けてほしい。
最新作を生み出す度にこれだけのビッグスターが集まるのですから!ある意味 もう無敵 だよね!😅

ちなみに。

私が一番好きなウェス・アンダーソン監督作品は「ダージリン急行」です!



2023年 9月7日 9:15〜
池袋HUMAXシネマズscreen 3
💺306席
客入り 10人前後。 😔

猛暑→台風→猛暑→台風→猛暑と。
もう いい加減にしてちょーだい!
身体がダルくて最近ちょっとFilmarks ,
サボり気味です。😔🙏🙇‍♂️
健一

健一