健一

ソウルフル・ワールドの健一のレビュー・感想・評価

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)
4.5
ありがとう😭

まさかの劇場公開‼️(吹替版のみだけど😅)

2020年12月。
コロナ禍 真っ只中で劇場公開が決まっていたのだが、まさかの直前に劇場公開が中止に。
Disney +での配信のみになってしまった。
この時ほどストリーミング形態を恨んだことはない。😤
その後アカデミー長編アニメーション賞を受賞したので もしかしたらと思っていたが結局公開されず・・・

あれから3年4ヶ月。
やっと映画館の大スクリーンで観れる日がやって来ました!😭


さて本作。 ネタバレあり。


『大人のアニメ』『大人が観るピクサー作品』の金字塔的な作品になるのでは?
こんなに『人生』について考えさせられる作品は黒澤明監督の「生きる」以来かもしれない。

『僕の人生は 無意味 だった。』

『あなたの人生は無意味?』

この問いに あなた はどう答える?

答えは この作品 の中にあるのかも・・・

さすがのピクサー! と言いたくなるほどCGによる映像のクオリティ、耳に心地よいジャズの音楽と。
一流のアニメ制作会社が作った 一流のCGアニメといったところだが、それだけに止まらない『深さ』が本作には ある!

あと一歩で長年の『夢』が叶う。
その直前で 命を 落としてしまう。
突然の事すぎて 天国? 地獄? の はざま で生き返ろうと もがく 主人公の中年男性のジョー。(の魂?)😅
そこで『この世』に行く事を拒み続けてる 22番 と出会い、ふとしたことから ジョーと22番 との大冒険がはじまる・・・

常連となっている床屋さんとの会話。💈

無気力な若者達と嫌々向き合う日々。🎺

乗客全員がつまらない顔してるN.Y.の地下鉄。🚇

突き刺さる映像&セリフの連続。

『魂』になったら色んなものが見えてくる。
生きてる間は何も感じなかったもの。
死んでから その『儚さ』に気付く。
そこで初めて自分の人生を振り返る。
『何も無い』『何もしてない』『無意味だった。』

私は死んだ事ないのに😅
いつのまにかジョーの物語は私の物語になっているこの うまさ。
『共感涙』が溢れ出して止まらなくなる。
アラフィフ&アラフォーのオジサン達には是非観てほしい作品。

ジョーの『最後の選択』に共感できるか できないかで この作品への価値観が明確になる。
私の.....そして あなたの『魂』は誰かのために尽くせるだろうか?

自分がジャズに精通していたらもっと感動したんだろうな? と全くジャズに関わりが無かった人生を少し後悔。😞

字幕版での劇場公開が無いのがホントに残念。😞
本作の監督ピート・ドクターが手掛ける最新作「インサイド・ヘッド2」の公開が今から楽しみ!



2024年 4月18日 11:30〜
TOHOシネマズ池袋screen 1
💺76席
客入り 20人くらい。

3年半前に劇場で配布していた本作のフライヤーをずっと取ってあった‼️
(いつか劇場公開されると信じて。)

※現在、死ぬほど体調が悪くフラフラの状態で書いたレビューです。
文面めちゃくちゃですいません。🙇‍♂️
健一

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