このレビューはネタバレを含みます
密度すご！湿度高！上映時間フルで最悪が続く民俗ホラー。無形のモノを信じることと、それに対する疑いというテーマは「コクソン」と共通。
今作も怒涛のミスリードで登場人物と一緒に振り回されまくる2時間だった…。
断片的な情報を視聴者が拾っていくという監督の作風的には、むしろモキュメンタリーのほうが相性良いのかも。
「いや絶対儀式失敗するだろ……」という雰囲気を丁寧に作ってから、隠しカメラ→ REC顔負けのゾンビパニックまで一気に走り抜ける展開はもはや爽快感すらあった。
演出の一個一個がブレーキなしで強烈なのと、とにかくミン役の演技が凄すぎるので、それだけでも一見の価値あり…！
