Yukiko

ブレードランナー ファイナル・カットのYukikoのレビュー・感想・評価

4.3
2023年8月21日   NHKBS放送放映
『ブレードランナー ファイナル・カット』
            2007年アメリカ制作
監督、リドリー・スコット。
この監督さんの最新作は、今年の12月に上映予定の
『ナポレオン』、楽しみですね(^^♪
ホアキン・フェニックスさんが主役です。

2019年(!?)、ロサンゼルス。
ブレードランナーを退職していたデッカード
(ハリソン・フォード)は、上司から捜査の為に
復職させられる。
デッカードはレプリカントの開発者である
タイレル博士に面会し、そこで秘書のレイチェル
(ショーン・ヤング)と出会う。


これもまた、2回ほど観た記憶があるが、レビューを
していない為、気持ち新たにNHKBS放送で観なおす。

印象に残るのは、ロイ・バッティ役のルトガー・
ハウアーさん。
白髪で身体能力抜群のレプリカント役を120%演じている。
この方の並々ならぬ反逆闘志精神がこの映画を生き生きと
息づかせているように思う。

ラストの、突然息絶えるシーンも、レプリカントの悲しみ
をしみじみ印象付けて終わる。
胸にジーンとくる。

次に印象に残るのは、レイチェル役のショーン・ヤング
さんのパリッとしたスーツ姿と、完璧さ。
ここまで完璧な女性・・・だけれどもレプリカント。
それを本人が知ってから、不安なまなざしになる。
デッカードと愛し合う??が・・・

映画の中での時代設定は、2019年なのね!?
今年は2023年で、とっくに映画の時代を超えているけれど、
このようなレプリカントを作れる技術ってどこかに
あるのかしら?

レプリカントは無理でも、自動で動く掃除機がある。
AI技術も一般的になってきた。

夢中になって観たブレラン1と2。
もちろん、『ブレードランナー2049』も観たよ。


フィリップ・K・ディックのSF小説
『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を
原作としているそうです。
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