わっっっかんなかった！でも、嫌なわからなさじゃ全然ない。何かを受け取れた気はした。
赤と青。赤は道標なのか、希望？命？わからないけど、印象的な赤と、赤を纏った森山未來があまりにも強い。わからないことをわからないまま、理解の外側にいるキャラクターなのにこの存在感と説得力。圧巻。
若い奴らかバカやってる夜にしてもやってることが飛んでてヤバい。家の中で花火すな。ドラムが女の子なのかっけぇ〜〜し、さとうほなみが出てるので余計にアチ。上映後トークショーでも触れられてたけどお墓のシーンの寄りも凄すぎるし、フォカースもえぐい。幸せは覚悟とセットであるってセリフもパンチライン。さとうほなみ好きだ……。
ライブシーンも劇伴も良くて、音楽映画として強いなって思ってたらマヒトゥ・ザ・ピーポーが撮ってた。本当に前情報一個も入れないとこうなる。ビックリした……。そらそうか……。
ラストシーンの語りかけはおそらく1割も私は受けとれないけど、それでも伝わってくる熱はあったし私はこういう映画が好きだなって思った。愚直なまでの語りかけがダサくならずに映るのはこの映画の積み重ねと役者の凄さだと思った。すごくよかった。
この映画のことを理解できても出来なくても、この先何度か見返すたびにきっと少しずつさらに好きになるんだろなって思う。
トークイベントがなかったら出会えなかったかもしれないのでありがとう。プロデューサーさんたち、すごい邦画のこと好きなんだって知れて嬉しかった。私も邦画が好きなので。
