【届け】
夢やぶれ、夢を諦めなくてはならなかった友人や、理由は違えど大切な人を亡くし、胸が張り裂けそうな悲しみを抱え生きている人に届くような作品であれば良いと思う。
全体としては応援したくなる作品だ。
ただ、物語の背景の一部を敢えて描かないことで、観る人に想像力を要求していると思うし、こうした試みや詩的とも思える表現の好感度は高いけれども、少し冗長に感じるところもあった。
こうしたパーソナルと考えられるテーマで映画を撮ることは、きっと一度きりになるのだろうから、思いっきり想いを込めたのだと思うし、余計なお世話かもしれない笑