不思議な設定と評判の良さに惹かれて映画館で視聴。
絵はすごい綺麗で、相変わらずのMAPPAクオリティ。
ストーリーの方は、恋愛に重点を置いた箱庭系ファンタジーという感じかな。
なぜあの世界がああなったのかとか、心に変化があるとああなるのかとか、そういう世界観の説明とか掘り下げはあんまり無くて、その点がちょっと個人的にはモヤモヤして終わってしまったので4点超えるような傑作という評価はできなかった。
あくまでも登場人物の恋愛感情の発生と自覚、その先の折り合いの付け方までのアクセントとして、ファンタジーな不思議な世界観が利用されているという感じかな。
なので、多分そういう心理描写と雰囲気重視の人にはかなり刺さる話だと思う。
逆に自分のような、世界のいろんな設定に納得できる理由づけとか深掘りを期待してみるタイプの人は、少し物足りないかも。
