けいたん

崖上のスパイのけいたんのレビュー・感想・評価

崖上のスパイ(2021年製作の映画)
4.1
1934年満州、雪。白と黒のコントラストが美しい。裏切り者により、満州に潜入した時から敵に囲まれてしまった4人。派手さはないけど、どんな状況でも、必死に考え、戦い、耐えて、生きようとする姿に胸を打たれた。極秘任務の遂行というより、任務の為にまず生きる話。みんな生きて、夜明けを見て…。緊張が続き肩が凝った。

集中して見ていると、任務が何だったのかをつい忘れてしまう。最後、あ〜そうだった!静かで哀愁漂うスパイもの、とてもよかったです。

完全防寒、軍服のため、誰が誰やら区別するのが難しかった。