ミサホ

クラシック・ホラー・ストーリーのミサホのレビュー・感想・評価

3.5
なんとなくタイトルに惹かれて鑑賞。
イタリアといえば、クラッシックホラーの宝庫なのでは?よく知らないけど。ほら、ダリオとかルチオとかさ。

さて、本作。
タイトル通り、ホラーの名作へのオマージュかのように、運転手含めて5人の男女がそれぞれの目的地への道すがら、恐ろしい目に遭います。

目的地までは乗り合い。

他人との乗り合いだから、ワイワイ楽しいものではない。乗り合いってなんか怖いし。

エリサもそんなひとり。
何も乗り合いで行かなくても…と思うけど、手段がそれしかないとなると、それで行くっきゃないか。

案の定、途中、車は動かなくなります。
やっぱり、お調子者がひとり乗っているんだな。そんな見慣れた展開なので、怖さは半減、むしろ楽しめます。

オカルト系のエクソシストようでもあるし、悪魔のいけにえ風でもある。キャリーっぽいかと思えば、ミッドサマーのようでもある。

音楽とか効果音なんかは、不気味さがよく出ていて良かった。音響効果ってすごいなと改めて思った。センスが良いなと思った。

ありがちな、ホラーをさほど知らないわたしでも見たことある〜!な作品だけど、ラストは現代っぽい捻りもあって、フツーに楽しめました。
ミサホ

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