なんとなくタイトルに惹かれて鑑賞。
イタリアといえば、クラッシックホラーの宝庫なのでは?よく知らないけど。ほら、ダリオとかルチオとかさ。
さて、本作。
タイトル通り、ホラーの名作へのオマージュかのように、運転手含めて5人の男女がそれぞれの目的地への道すがら、恐ろしい目に遭います。
目的地までは乗り合い。
他人との乗り合いだから、ワイワイ楽しいものではない。乗り合いってなんか怖いし。
エリサもそんなひとり。
何も乗り合いで行かなくても…と思うけど、手段がそれしかないとなると、それで行くっきゃないか。
案の定、途中、車は動かなくなります。
やっぱり、お調子者がひとり乗っているんだな。そんな見慣れた展開なので、怖さは半減、むしろ楽しめます。
オカルト系のエクソシストようでもあるし、悪魔のいけにえ風でもある。キャリーっぽいかと思えば、ミッドサマーのようでもある。
音楽とか効果音なんかは、不気味さがよく出ていて良かった。音響効果ってすごいなと改めて思った。センスが良いなと思った。
ありがちな、ホラーをさほど知らないわたしでも見たことある〜!な作品だけど、ラストは現代っぽい捻りもあって、フツーに楽しめました。