個人的に大嫌いな三谷幸喜監督作品。バックに漂うフジテレビのプッシュと、そのスポンサー料でやたら豪華キャストを可能にした、古畑任三郎で成功した三谷幸喜だからこそ為せる力技が個人的に好きじゃないんだ。三谷幸喜の映画が公開されるってなると、フジテレビ系列のゲストは監督かキャストばっかりでてくるようになるしね。でも、それは言わば食わず嫌いみたいなもので、中身がどうこうって話じゃなくてテレビ用に映画を作るその姿勢が好きじゃないだけなんだよね。それで観たわけなんだけど、嫌いか入ってるだけあってやっぱり嫌い。KANはアーティストとしては大好きだけどちゃっかり出てるところとか、内輪ネタ臭が受け付けなくて。もちろん他にも出てる俳優や女優には好きな人もいるんだけど、この映画が好きってことにはつながらない。
まぁ、三谷幸喜嫌いを除けば普通に面白い超商業的映画なんじゃない？って感じかな。この調子でコンスタントに作ればそれなりにフジテレビの思惑通りにはなってたんじゃないかな。この前の軒並み叩かれてる駄作なんて作らなければ。
