劇場公開時に話題になりつつもスルーしていたため、今回テレ東でのドラマ化決定の一報を受け急遽鑑賞。
Z世代のどこにでもいそうなゆる〜いギャル2組が実は殺し屋という設定のギャップが面白い。
殺し屋をやりつつも、一般人に溶け込むべくバイトをし、税金を払い、ごく普通の日常生活を送るという2人の日常パートのあまりのゆるさと、殺し屋パートの緩急の付け方が秀逸。
冗談の通じないヤクザ役の本宮 泰風さん(原田龍二さんの弟さんとのこと!)のどっしりとした存在感も作品に厚みを増している。
作品中のあらゆる消え物(おでん、カップ麺、ケーキの描写が)が美味しそうで、2人がしょーもない会話をしつつ食事しているシーンがなんともゆるくて、ずっと見ていたくなるのは不思議。
アクションがとにかくキレッキレのまひろ役の伊澤彩織さんが絶賛されているのも納得。
いつか岡田准一さんとも共演して欲しい。
『ジョン・ウィック4』での活躍(アキラ役のリナ・サワヤマのスタントダブル)も素晴らしかったが、ドラマ化でまたさらに知名度を上げステップアップして欲しい役者である。