マッターホルン3

ベネデッタのマッターホルン3のレビュー・感想・評価

ベネデッタ(2021年製作の映画)
3.0
見たかった映画。好きな監督でもあるのですが、本作に限って言えば、なんだかこれは?と途中で、一体何を見せられているのだろうと、わけがわからなくなった。話の筋はわかるけど、描写の仕方に違和感がつきまとうのは、女性の姓をあからさまに表現することに、年とともに抵抗感がでてきたからなのかな。男性性でも多分同じ違和感を感じると思う。
17世紀に実在した、同性愛者の修道女が、神の憑依によるスティグマを得るが、狂言、精神異常、もしくは聖女なのか、、修道院という密室にて育まれる友情、愛情、、伝染病の広がりとともに暴かれる高位聖職者の欺瞞。話は史実を元に非常にドラマティックで興味深いのですが、なんだかピンとこなかった
高齢男性による男性のための映画って感じ。あ、これはセクシズムとエイジズムなコメントだ