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そして、バトンは渡されたのkazu1961のレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
4.4
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2021-635
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋いつもすぐに涙する私ですが、近年No.1の号泣!!最近観た作品の中では一番泣いたかもしれません。。。とても感動しました。“家族愛”に、“家族に支えられて生きていること”に。ほんと愛の溢れるとても温かな作品でした。

🖋家族の形に決まりはない。。。例え血が繋がっていない家族でも心から愛し合うことができる。“親子とは?”“血の繋がりとは?”そんなことを考えながら作品に惹き込まれていきます。

🖋前田哲監督が本作に込めたメッセージ。“人が人と生きることの本質と、親であること、子であることの核心を突いて、暗澹たる子どもの事件が多発する現在、未来に向けて希望を伝えています”と。

🖋シングルファーザーの田中圭演じる森宮さんと永野芽郁演じる娘優子の物語と、シングルマザーの石原さとみ演じる梨花と稲垣来泉演じ娘るみぃたんの物語、この”ふたつの家族”の物語が巧みに重なり合いながら進んでいきます。そして卒業演奏会。。。この二つの物語がクロスオーバーした時に大きな感動に誘われて号泣!!そしてさらにクライマックスでは。。。ほんと感動の涙です!!原作小説とは違うクライマックスが用意されているんですね。中盤からもう泣きっぱなし。。。ほんととても素敵で、温かな、そして勇気を貰えるそんな作品です!!

🖋本作、瀬尾まいこの2019年の本屋大賞受賞作の映画化作品です。主演は自ら志願した永野芽郁。共演は田中圭。この2人が血の繋がらない父娘という親子像を感動的に演じ切っています。そして石原さとみ、初の母親役を演じました(もうそんな年代になったんですね。。。)。さらに天才子役の稲垣来泉、その他市村正親や大森南朋、岡田健史などの豪華キャスト。

🖋題名の『そして、バトンは渡された』を理解した時、胸に温かな感動が溢れました。結婚前の娘を持つ私にとってはほんと心に刺さりました。。。なのでボーナス評価!!

😭Story:(参考:公式サイト)
血の繋がらない親に育てられ、4回も苗字が変わった森宮優子は、わけあって料理上手な義理の父親、森宮さんと2人暮らし。今は卒業式に向けピアノを猛特訓中。将来のこと、恋のこと、友達のこと、うまくいかないことばかり…。一方、梨花は、何度も夫を替えながら自由奔放に生きている魔性の女。泣き虫な娘のみぃたんに目いっぱい愛情を注いで暮らしているようだったが、ある日突然、愛娘を残して姿を消してしまった。そして、優子の元に届いた一通の手紙をきっかけに、まったく別々の物語が引き寄せられるように交差していく「優子ちゃん、実はさ…。」森宮さんもまた優子に隠していた秘密があった。父が隠していたことは? 梨花はなぜ消えたのか? 親たちがついた〈命をかけた嘘〉〈知ってはいけない秘密〉とは一体何なのか。2つの家族がつながり、やがて紐解かれる《命をかけた嘘と秘密》。物語がクライマックスを迎え、タイトルの本当の意味を知ったとき、極上の驚きと最大の感動がとめどなく押し寄せる─。

🔸Database🔸
・邦題 :『そして、バトンは渡された』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 2021
・日本公開 : 2021/10/29
・上映時間 : 137分
・受賞 : ※※※
・監督 : 前田哲
・脚本 : 橋本裕志
・原作 : 瀬尾まいこ
・撮影 : 山本英夫
・音楽 : 富貴晴美
・出演 : 永野芽郁、田中圭、石原さとみ、岡田健史、大森南朋、市村正親

🔸Overview (参考:映画. com)🔸
第16回本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの同名ベストセラー小説を、永野芽郁、田中圭、石原さとみの共演で映画化。血のつながらない親の間をリレーされ、これまで4回も名字が変わった優子。現在は料理上手な義理の父・森宮さんと2人で暮らす彼女は、将来のことや友だちのことなど様々な悩みを抱えながら、卒業式にピアノで演奏する「旅立ちの日に」を猛特訓する日々を送っていた。一方、夫を何度も変えながら自由奔放に生きる梨花は、泣き虫な娘みぃたんに精いっぱいの愛情を注いでいたが、ある日突然、娘を残して姿を消してしまう。主人公・優子を永野、血のつながらない父・森宮さんを田中、魔性の女・梨花を石原がそれぞれ演じる。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。
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