もっちゃん

真夜中乙女戦争のもっちゃんのレビュー・感想・評価

真夜中乙女戦争(2021年製作の映画)
1.0
Fさんが好きで、観に行きました。

あまり最初から期待はしていなかったけど、そのイメージ通りでした。
私自身は、そして私の友人たちは一度は通過して乗り越えていく、厭世観を含んだ中二病感を大学生が、大人が持っていることが気持ち悪く感じた。当時の自分に対する嫌悪感と紙一重なのかもしれない。
よくわからなかった部分の解釈を試みた結果、ある信念や思想に基づいて破壊を試みることは、最初は子供っぽくて、あまりに知性のないやり方だと思ったけど、誰もが感じている思いを行動に移したという点で、同じ思想を持つ大多数とは一線を画しており、その方が「偉い」のかも知れないと思った。

エライザと永瀬廉、黒服の関係性は最初から最後までよく分からなかった。エライザと永瀬廉がキスしたあたりからますます分からなくなった。どこにシンパシーを感じたのか。最後のシーンのエライザの涙の意味も分からなかった。
メッセージ性という点で言うと、ごちゃついていて???という感じ。

視覚的に綺麗なシーンとかも自分的に特になくて、東京の夜景いいなあぐらいにしか思わなかった。

エンドロール(主題歌)は良かったです。一番あがったかも。
あと柄本佑がめちゃめちゃカッコよかった。
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