このレビューはネタバレを含みます
嫌なことからひたすら逃げる男の物語。
逃げるが物理的にその場から逃げ出してしまうところがポイント。
終盤で終わりと見せかけての、
ちょっとしたどんでん返しがありますが、ここが無理ないどんでん返しなのは高評価。
【浮気の伏線】
電話で主人公という共通の敵として意気投合してた
北海道でシンジとサトミがほぼ同じタイミングでいた
シンジの「わからないよお?」(超笑顔)
上記3つを合わせると
この二人が浮気するのではと思わせるには充分な伏線。
これはその展開があるのか?
いや、お父さんと映画を観てハッピーエンドとなりそうだから、特になにもないのか?
考えすぎか。。。
とさせながらも期待に応えてくれる展開(笑)
いいですね(笑)
主人公がしてきたことを考えると、誰が悪かと言われたら、誰も悪とは言い切れない絶妙なバランス。
お気に入りキャラはお父さん
お父さんの適当さは、考えすぎて鬱な人が多くなってるこの時代には、救われる思考方法の一つではないだろうか。
後は先輩もいいですね。
また普通に飲もうぜと。気まずさを取り去ってくれるムーブ。
あれは救われますよ。
お気に入りの映画になりました。
なぜ逃げるのかに対する理由と解決策が監督なりに示されてたら、さらにポイントアップしてたと思います。