オリオン

ザ・ルーム 監禁のオリオンのレビュー・感想・評価

ザ・ルーム 監禁(2018年製作の映画)
2.5
キプロスの映画って初めて観たかも。

2018年の作品にしちゃ内容に新しさを感じませんが、このテのジャンルにしては工夫されたストーリーだったと思います。

詳しく書くとネタバレになるのでヤメておきますが、話の流れとしてはこうです。
覚えのない建物の中でオッサンが目覚める→そこにセクシー女もいる→血の気の多いワル男も出現→酒瓶片手に酔っ払った男も加わり→オマエ誰?のタイミングで若い女も現れる。

出口もない、水も食料もない閉鎖された建物の一室で、互いが何者かもわからないまま疑心暗鬼になっていく中で、各々が少しずつ記憶を取り戻していき、恐るべき共通点が明らかになる。

ね、ホントよくある話とシチュエーションでしょ?

こういう話の場合、誰がなんのためにというオチが作品のデキを左右すると思うのですが、ほぅほぅナルホドね、なオチになっています。

自慢するかのように、冒頭でおびただしい数の受賞歴を見せつけてくるんだけど、世界の映画祭で数々のアワードを受賞したらしいですね、コレ。
にわかには信じ難いですけど、もしこれが30年前ぐらいに制作された作品だったら、それもアリだったかもしれませんね🤗
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