墓場の鬼太郎誕生譚。
水木と「おやじ」の友情物語。
戦後がまだ色濃く残る高度成長期前夜、昭和31年が舞台となっています。
輸血を管理する血液銀行の存在すら知らなかったです。この時代ならではの会話の内容も含め、完全に大人向けです。
全体的にに横溝正史の犬神家の一族のようなテイストです。人里離れた村と土着の因習、血塗られた一族の秘密。
横溝正史、京極夏彦好きには堪らない設定です👍
作画が素晴らしいです。
アクションシーンや舞台設定に鬼滅の刃や呪術廻戦的な現代ヒットアニメの要素も上手に取り込んでいると思いました。
クライマックスは怒涛の展開。
スクリーン全体が血みどろ🩸です😅残酷描写も含めて、かなり攻めた内容でした。
いくら何でも人が死にすぎ😨では、、、
水木しげる氏の戦争体験記🪖「総員玉砕せよ」を題材にしたような回想シーンも反戦のメッセージとして非常に効果的でした。
かなり攻めた内容なので、好き嫌いは分かれるかと思いますが、間違いなく日本のアニメーション映画の傑作の部類に入ると思います。
おすすめです❗️