まっきー

14歳の栞のまっきーのレビュー・感想・評価

14歳の栞(2021年製作の映画)
5.0
まるで自分を見てるかの様な共感性
自分を大人だと思ってる年頃 でも大人になる漠然とした不安や周りに合わせて生きる辛さ
同じ学校同じ教室にいるのに一人一人の視点でこんなにも別の世界が出来上がってるのが教室という閉鎖空間で生み出された感情

楽しいクラス 早くクラス替えしたい
自分を殺してる 人に興味無い 教室に居たくない
本音を出せれない 天邪鬼になってしまう イジる事で仲良くなれる 早く大人になりたい 子供でいたい 地元出たい
色々な言葉と感情が飛び交う中で自分たち大人が通ってきた道 むしろ今成人越えた年齢ですらも中学生の子達と同じ気持ちになってる面白い

いつまで経っても大人になれない自分がいる

1番笑えたのはこんな大人になりたくない
「社畜」自分に言われてるような気分

お涙頂戴映画と違って写真撮影は全員揃わないし先生は異動するのを伝えない ここら辺がリアルで本当に良かった バレンタインのシーンも自分が味わえなかった分おすそ分けしてもらった
まっきー

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