Kyonsider

戦場のメリークリスマス 4K 修復版のKyonsiderのレビュー・感想・評価

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メリークリスマスミスターローレンス
擦りに擦られたあの名言とあの音楽
印象ありすぎて、見た気になるくらいですが、初鑑賞、映画館で、ありがたいな。

最初からあの曲が流れて、そんでいいところでまた流れるんだよなぁ、あの曲のパワーすごい。
ラストのたけしドアップも相まってね。全部持ってくもんね、鳥肌立ったもん。

とまぁ、並べてますが、ヨノイ大尉のセリアズへのただならぬ思いが募りに募っててセリアズも捕虜になって極限状態の中、つっかえてた思いがあり、通じ合うというか
繋がったんだよな。思ってることは2人して違うんだけど、繋がったんだと思った。
それまでのお話しがメイン。

男色といえば、そうなのだろうけど。
その結果が、ああなるのだから、一方は救われたようにも見えるし、破滅に向かっていくようにも見える。

ローレンスとハラもそう。

どこかで繋がった。日本人、イギリス人とかではなくてね。人間として、繋がったんだ、戦争中でも、世界で通底してるものを感じれるこの映画はちゃんと戦争映画だ。

ハラキリや、投降したりすることは相入れないだろうし。
金本を切腹させるのは、ヨノイのエゴにも見えるし、自分のセリアズに対する決意としても見れる。善人みたいに描かれてるヨノイも鮮人として金本を見てる感じは、肯定できない。

それぞれ向かう方向へ辿ったラスト
やっぱりラストはいい。それしかいえない。サキイズワンダフル サケじゃなくてサキね。
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