アルルカンベア

U・ボート ディレクターズカットのアルルカンベアのレビュー・感想・評価

3.9
✴️以前からずっと
観たかった戦争映画

まだ冷戦時
ドイツ🇩🇪が東西分断してた頃の
1981'に西ドイツで製作

"戦争映画/潜水艦モノ"の
映画史に残る
燦然と輝く名作✨

✴️池袋の新文芸坐で
2日間のみの上映情報を
見つけたんで
駆け込んだ次第

二本立て上映をフル鑑賞
10時に始まり
16時に終了
ほぼ一日中映画館にいたわ
(もう1本は"ブルーサンダー")

ディレクターズカット版が
3時間半を超える
長尺作品(208分‼️)とは
知らなかった…
しかも中休みなし
(^_^;)

✴️いままで
潜水艦モノでは
"眼下の敵"
"レッドオクトーバーを追え"
を観たことありますが
完全度&濃密度は
比べもんにならないほど
群を抜いてますね
🧐

潜水艦という
狭い鉄塊棺桶の中で
繰り広げられる
乗組員同士の
極限精神の往復交換

生死を背にして
ベトつく海潮水と
機械油に塗れた
汗臭いオトコ同士の
猥雑なジャレ合い

ドンパチ場面は
結構少な目で
艦内劇が中心

ホントに
緊張感MAX状態が
延々と続くんで
観覧する方も
かなり体力奪われますわ
(⌒-⌒; )

✴️始め20分の女郎屋での
酒&女が絡んだ乱痴気騒ぎは
"地獄へ堕ちた勇者ども"を
彷彿とさせる
 
ナチス.ドイツ目線から
描いた戦争作品は
なかなか面白い

"戦争のはらわた"
"地獄に堕ちた勇者ども"
"ジョジョ.ラビット"
も面白かった

やはり
浮かれた?ハリウッドの
米軍視点戦争映画とは違い
荘厳で落ち着いた味わいを
醸し出す…
一味ちがうなーと…

やっぱり
観てよかった…‼️
素晴らしい作品ですわ
(*゚∀゚*)