セブンのまいたそのレビュー・感想・評価

後味の悪い映画の代表格的扱いを受けている作品ですが、個人的には過大評価ではないかと感じています。
もちろんキャストの演技は素晴らしく、「面白い映画」という点で異論はないのですが、後味の悪さでいうと、あっさりしていて余韻としてはあまり残りませんでした。

フィンチャー監督の映画ってキレイ過ぎるんだよなあ。決して悪い意味だけではなく。
汚い映像を見せられていてもどこか清潔感がある。だからこそエグさというか、胸糞悪さには欠ける。
サブリミナルの演出はとても好きでした！