にっきい

あの夏のルカのにっきいのレビュー・感想・評価

あの夏のルカ(2021年製作の映画)
3.5
ネコのマキャヴェリが不細工過ぎる。

ディズニーが大人の事情で劇場公開を見送った作品。
配信から2年遅れで劇場で上映されたので観てきました。

ポルトロッソカップに挑戦する話し。
ディズニーが劇場公開を見送った『ムーラン』や『ソウルフル・ワールド』、『私ときどきレッサーパンダ』と違い、これは予告やってたのも覚えてなくて、印象薄め。
なので正直全然期待してませんでした。
そしたらあら不思議、結構面白かったんです。

シーモンスターと呼ばれる海棲生物のルカは、危険だから絶対陸に上がってはいけないと両親から言われて育ってきたのだが、1人で陸に住んでいるアルベルトと知合い、陸に上がり出す。
それに気付いた両親が深海に住んでいる叔父さんにルカを預けようとするので…、って話し。

ルカたちシーモンスターは実際は臆病な動物。
見た目はうなぎみたいな尻尾のついた人間。
全身鱗に覆われてるけど。
陸に上がってからジュリアって少女と出会い、人間社会の事を色々知って憧れる。
でも仲良くしてくれるのは人間の姿をしてるから。
シーモンスターの姿なら害獣として追われる。
勿論悪役は出てくるんだけど、他は良い人ばかりの幸せな世界。
見た目で差別するのではなく、中身を知る事で仲良くなれるってテーマ。
ディズニーの映画としては珍しく男の子が主人公でプリンセスが出て来ない。
ジュリアは負けず嫌いで汗っかきで喋り過ぎなちょっと変わった女の子。
ラストはちょっと気になる部分もあるけど、予想外に面白い映画でした。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2024年3月31日
鑑賞回:16:45〜18:35
劇場名:MOVIX京都
座席情報:シアター⑥ O-8
上映方式:2D 吹替
レーティング:G
上映時間:99分
備考:『フォー・ザ・バーズ』同時上映
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