窓拭き清掃員として働きながら、4歳の息子マイケルを男手ひとつで育てる33歳のジョン。不治の病に冒され余命宣告を受けた彼は、養子縁組の手続きを行い自分が亡き後、息子が一緒に暮らす “新しい親” を探し始めます。理想的な家族を求めて何組もの候補と面会をするも、息子の未来を左右する重大な決断を前に、次々と迷いが生じます。献身的なソーシャルワーカーと出会い、息子にとって最良な未来を選ぼうと奔走するのですが。。。
静かな作品とのことで、寝不足のまま劇場へ向かった私が寝落ちせず完走できるか不安でしたが、無事にゴールできました😅
ヒューマンドラマなんですが、ドキュメンタリータッチで静かにパパと坊やのやり取りが続きます。内容こそ違いますが、作風はホアキン・フェニックスの『カモン カモン』に似てるかなぁ🤔
皆さんのレビューを見ると、"涙腺崩壊" のコメント多数。確かに重い内容だし悲しい実話なんですが、お涙ちょうだい的には作られていないので、意外と崩壊せずに鑑賞できました~
しかし、感心するのはパパの坊やへの愛情の深さとメンタルの強さ。だんだんと体が辛くなっていくのに、坊やへの接し方は変わらず優しいこと。少しもイラっとしたり怒ったりしないんです!
ラスト、パパが坊やを託す家族を決めるのですが、その根拠は描かれていません。おそらく鑑賞者が各々、考えて感じられるようなラストにしたかったのでしょう・・・
PS.
マイケル坊やのほっぺたプニプニだぁ~💕