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アイム・ユア・マン 恋人はアンドロイドのkazuのレビュー・感想・評価

3.8
ベルリンの博物館で楔形文字の研究をしている学者アルマ(マレン・エッゲルト)は研究資金を稼ぐため、ある企業が実施する極秘実験に参加することに。彼女の前に現れたハンサムな男性トム(ダン・スティーヴンス)は、初対面にも関わらず積極的に彼女を口説いてきます。そんなトムの正体は、全ドイツ人女性の恋愛データ及びアルマの性格とニーズに完璧に応えられるようプログラムされた高性能AIアンドロイドでした。"3週間の実験期間内にアルマを幸せにする" というミッションを課せられたトムは、抜群のルックスと穏やかな性格、豊富な知識を駆使したあざやかな恋愛テクニックで、過去の傷から恋を遠ざけてきたアルマの心を変えようとするのですが。。。

アンドロイド(AI)と人間の恋愛を描くド定番的ストーリーで特質した内容ではありません。その愛は自我なのか?プログラムなのか?また機械を恋愛対象として見れるのか否かetc…そんな心理描写が描かれています🤖

この手のテイストが好きな私は、まんまとアマプラの餌食に。。。

話は淡々としていてSF的な描写もないんですが、ゆっくりとしたテンポ感が良いんです~

おそらくホアキン・フェニックスの『her/世界でひとつの彼女』が好きなら楽しめるはず!

PS.
たまたま見つけた知らない作品が良作だと素直に嬉しい~🥳
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