健一

サン・セバスチャンへ、ようこその健一のレビュー・感想・評価

1.5
人生は映画のように、想定外。😅


本作のキャッチコピーなのだが・・・

いやいや。
あなたのこと なんですよ!
ウディ・アレンさん!

本国アメリカ🇺🇸では・・・
前作「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」が大人の事情で公開中止に。😞
(アメリカ以外では劇場公開されました。)
そして本作は。
ウディ・アレン作品史上 最低のオープニング成績を叩き出してしまいました。😰
過去に使った俳優たちから『二度とアレンとは仕事をしない』とSNSで書かれまくりニューヨークからサン セバスチャンへ雲隠れしてしまったアレン。
まさに人生は悲劇。 いや喜劇?

若い頃は『一年に一本』のペースで新作を発表していたウディ・アレンの久々の最新作。
コロナ禍の影響? それとも歳には勝てない?😥

せっかくニューヨークに戻ってきたと思ったのに また遠出してしまったようです。😅
今度の舞台はスペイン🇪🇸のサン・セバスチャン。


さて本作。 ネタバレあり。


う〜ん。 😖
本作がアレン作品史上 最も稼げなかった作品だったのがよく分かる。
とにかくキャスト達に魅力が無いよね。
主役はウォーレス・ショーン?
う〜ん。弱いなぁ。😰
その妻にジーナ・ガージョン?
う〜ん。 懐かしいけど。😰
この夫婦の脇を固めるキャストも地元スペイン🇪🇸やフランス🇫🇷から呼び寄せた
あまりピンとこない人たちばかり。😅
主人公の弟役で「ポリスアカデミー」のあのスティーブ・グッテンバーグがキャスティング‼️
ワォ!超懐かしい。🥹
と思ったが、ほんの少し。横顔だけの出演。😅
逆にかわいそうだわ。あんな扱い。😥
そしてラスト近くでやっとクリストフ・ヴァルツ!
えっ! こんだけ。 😳
もうウディ・アレン。やばいかもしれないです。

作風的にはいつもの アレン節全開 なのだが魅力あるキャストが一人もいないので全くワクワクしない。
アレンの過去の作品を振り返っても こんなにひどいキャスティングの作品あったかな?

ウォーレス・ショーン。
なんやねん、このオッサン。😅
私の姉がよくジーパン履いてシャツをジーパンに『イン』する父に対して
『ダサいからやめて!シャツは出すの!』とよく怒っていたが 本作のウォーレスもそう!
あえてなの?服装ダサ過ぎない?
今の初老のニューヨーカーのスタイルなの?
とにかくこのオッサンに全く共感できない。
もうまんまウディ・アレン本人じゃん。
自分で演じればよかったのに。
せめてクリストフ・ヴァルツを本作の主役に起用してほしかった。

現代パートをカラー、主人公のオッサンがみる夢はモノクロで演出されていて この構成は良かった。
しかし・・・

私が今まで見てきたウディ・アレン作品史上、最もつまんない作品となってしまった。😅

もうウディ・アレン。
マジでヤバいかもしれない。😰


2024年 1月22日 12:40〜
YEBISU GARDEN CINEMA screen 1
💺187席 プライベートシート 7席
客入り 10人くらい。 😰

3年半ぶりに恵比寿のミニシアターへ。
YEBISU GARDEN CINEMA。
略して『恵比ガー』😅
一旦閉館したり長期休館したりと色々あったが今年で30周年。🎉
ウディ・アレン作品といえばヘッド館はこの『恵比ガー』でした。
私が恵比ガーで観たアレン作品。

1995 ブロードウェイと銃弾
1998 地球は女で回ってる
1999 セレブリティ
2000 ギター弾きの恋
2001 おいしい生活
2002 スコルピオンの恋まじない
2005 さよなら、さよならハリウッド
2005 メリンダとメリンダ
2006 僕のニューヨークライフ
2010 ウディ・アレンの夢と犯罪
2011 人生万歳!
2020 レイニーデイ・イン・ニューヨーク
2024 サン・セバスチャンへ、ようこそ

意外と行ってるな。😅
健一

健一