ノベライズを読んだので観てみた。
なんか、アレ？途中からなの？って思うような変わった始まり方なのね。
メインとしては、アメリカで原子爆弾が完成するとも知らずに日本でもウランの爆弾開発をしようとしていた…それが到底追いつけるものではないとも知らずに…ていうね。
キャストは、キャラのイメージとぴったりな感じというか、人格が凄い合っててよい。
柳楽くん、弟と比べてコンプレックス持っちゃう自信なさげな感じとかオタクな感じがすごくよい。
國村さんはマジで戦争ものの常連すぎる。
田中裕子は修のホントの母じゃないから、「もしかしたらあくまで他人の子だと思ってるかもしれない」感のある顔だから凄いぴったり。w
で…内容は…ノベライズ読んだからいいけど、「急に何？」って展開に見えるとこが多いので初見は理解に時間かかりそう。つか邦画あるあるなんやが、よく分からんシーンとか謎の揉み合い喧嘩シーンとか多いよね。
つかつか海のシーンで修がメガネ失くしてるようにしか見えんのやけど大丈夫？？
典型的な演出として、ああいうシーンのあとはバッサリ飛んで日常に戻るんだけど、どうやって立ち直っとんのかな。気まずくないんかな。
まあ、これは戦争映画だがちょっとした恋的なもんのやきもき感もあるよね。
修→節→博之なのかな？みたいな。一方通行的な。
でも博之は案の定戦死しちまって、修はオレなんかじゃ…ってなるんだけど節が好きだったのは実は……という、のを、知りたいんだけどそこはハッキリ描かんのか〜い。
あ、だけど戦争的なことを書くと、原爆落ちた直後の広島に普通に行ってる修たちだが、放射能の影響が後々あるのかもね…という点。あと、博之は死にに行くことを喜びます！みたいな文だが検閲があるからで、ホントはそんなこと書きたく無いんだぜ、とかね。
てか最後のおにぎりのシーン長すぎだろ！ああいう、だんだん心情の変化起きてますよ的な邦画の長尺シーン、よく分かんないんだよね。わたし。。
ラストも先にノベライズ読んでないと「え！？どした！？ん！？終わりかよ！」ってならね？
修が英語で誰かと喋ってる脳内？みたいな表現も最後まで謎だった。
まあ、、どちらにしろ、心情とかを分かりやすく書いてたノベライズの方が好き。
ってか、土居志央梨ひとこともセリフ無いのかよっ！！
