ラーチャえだまめ

COME TRUE/カム・トゥルー 戦慄の催眠実験のラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

5.0
『未体験ポイントその⑥ 「未体験」=「恐怖心」=「好奇心」』



どーも徹夜明けでヒュートラに来たあの時の鶴です、嘘ですラーチャえだまめです。未体験ゾーン!!!いやだって今週は上映時間20時固定だから翌日仕事じゃ観に行けないんだも〜ん!!!…と言うことで今宵も元気よく拝聴して参りたい所なのですが、ご覧の通り只今徹夜明けにつき非常に眠い。そして今日ご紹介する未体験は、そんな「睡眠」にまつわる映画らしく……寝落ちしないかめっちゃ怖い。寝不足で寝落ちする男vs不眠症に悩まされる女!?が勃発するんじゃないかとイチモツの不安を持って挑んだところ美女の下着より眠気が吹き飛ぶ



ハイ大当たりキターーーー!!!!



冒頭5分で「完全に心を奪われた」。心の中で密かに「あ、これはアタリだわ。」を確信してガッツポーズ!?いやーまさにこれぞ「未体験」映画。


毎夜見る「悪夢」で不眠症に悩まされる18歳のサラ。親との関係悪化から自宅で寝れない彼女は毎晩友人宅や公園へ寝床を転々と変えながら生活していた。ある日1日寝るだけで12ドル稼げる大学の睡眠臨床試験に参加する。モンブランみたいな不思議なヘッドギアつけて近未来的な衣装でベッドに横たわり、その様子を別室の巨大な電源装置のついた幾つもの“ブラウン管TV”で観察する研究員の後ろ姿……エモい、エモすぎるぞぉ!?カナダ映画ということで同出身のクローネンバーグ親子に「アルタード・ステーツ」いやいや「ブレインストーム」か!?80年代SFの不気味なデザインを踏襲した嗚呼、もう“香り”は間違いなく美味い。つまり個人的に黒船危機一髪より癖にブッ刺さり状態。コレ系好きのSFホラーオタにはドストライク映画ではないでしょうか??


監督はネトフリ映画「イン・ザ・トール・グラス」第二班監督を経て本作で長編監督デビューしたアンソニー・スコット・バーンズ。なんとこの方“pilotpriest”名義でアーティスト活動もする二足の草鞋選手で、本作の劇中曲は“エレクトリック・ユース”(過去ライアン・ゴズリングの「ドライブ」の主題歌「A Real Hero」を作曲した)と共同で作曲。この「Modern Fears」がまぁエモすぎるの何の!!“M83”とか“ダフトパンク”系が好きなら、サントラだけでも猛烈にオヌヌメしたい!!まぁとりあえず聴いてみてちょーだい!!


↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
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