フランソワオゾン監督作品。
彼の作品は「スイミング・プール」以外触れていなかった為ワクワクしながら鑑賞。
冒頭からセンスの塊。
第4の壁を乗り越えて語りかけてくる主人公、表示されるタイトル。これだけでもういい映画だなと。
ストーリーはひょんなことで出会った男の子2人の儚い恋を描いたヒューマンドラマ。俗にいうBLもので、こちらも全く触れたことなかったジャンル。
とにかく冒頭に引き続き終始画面作りが美しく、また主演2人の演技も素晴らしかった。
友情を超えた関係。
本当に実在するような信憑性のあるキャラクターで、そんな2人が迎えるラストには思わず胸が締め付けられる。
終盤音楽聴きながら踊るシーンがあるんだけど、そのシーンが本当に素晴らしい。
全体的に古典的なんだけど斬新でセンスの塊しか無い作品だった。達人の域。
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[この映画のBest俳優]
フェリックス・ルフェーブル
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆☆