あのこ

海の上のピアニスト イタリア完全版のあのこのネタバレレビュー・内容・結末

4.8

このレビューはネタバレを含みます

1900にとって
船の外をはじめは興味もなくて、
船が人生の全てであり、それで
十分満ち足りていた。
自分の手で汲めるだけの
夢をもった輝いた人と、
その人たちから聞こえる音で
曲をつくることが好きなんだな
と感じました。
(だからこその、
僕の曲は誰にも渡さない
だったのかな、と。)

陸からみた海を見たいと
話している1900は
すごく楽しそうだったのに、
船の外の大きさ
(輝いてない人だ沢山いることも?)
を知って変わってしまった
1900がすごく切なかった。

ただただ生きていてほしい、と
懸命に説得するマックスにすごく
感情移入してしまった。
変えられないことを彼が
1番分かっていたのかな。。

考えれば考えるほど
深そうな、考察しようがある
素敵な映画でした。
あのこ

あのこ