このレビューはネタバレを含みます
「えーっと、私は一体何を見せられてたのかな？」が7割、「いやこれ正真正銘の愛の物語だわ…」が3割でした。
だがしかし、後者の方がなんだかじわじわと尾を引いてきて、終わって数分後にはなんと大泣きしてしまった…。
彼女を息子として連れて帰ってきたあの日から、「お前が何者であってもおれの息子だ」とブレない父親の姿、泣けるわ…。
生えてない髭を剃ってあげるシーンとか切なかった。
しかしなんだか2人の生活の空気やら愛情表現やらがうっすら危なっかしさもありヒヤヒヤ。
観れば観ていくほど、いつかこの父親と息子(仮)の2人の関係が、何かの拍子で性愛関係に結びつくなんてありませんように…！と心の中で祈ってたのだけど、やっぱりあった！あるんかい！やめて！！
なんだろう、彼女は愛着障害的な感じなのかな？
自分の裸を見てもただタオルケットで包み込んでくれた彼から、本当の愛情を感じたんだろうけれど、🟰セックスに結びつけてしまうところが病気っぽいなぁと感じた。
父親の方がしっかり拒否してくれて、あー良かった！ちゃんと親の反応！(涙)になった。
そして全力で助産！なんでも出来る父！！
最後まで親として、消防士として責務を全うしており、そこにかなり感動しちゃったな。
まあ私は彼女が一体何者だったのかは分からないままだったけれど…。
