いわやん

宇宙大戦争のいわやんのレビュー・感想・評価

宇宙大戦争(1959年製作の映画)
4.0
この作品だけは、数ある東宝特撮作品で観れてない作品で。
今回初めて観ました。

未知の宇宙人ナタールが、宇宙ステーションを破壊して、地球に宣戦布告。

それに備えて、全人類と全国家が一致団結して立ち向かう!

この作品が、「スター・ウォーズ」のお手本になったと言われ、スピップ号や宇宙船の破壊シーン、各光線の質感、宇宙でのバトルシーンを見ていると、少なくともスター・ウォーズシリーズの4から6
辺りには、作られた年代を考慮しても勝るとも劣らないと思われます。

各兵器のデザインは、当時の流線形を貴重としたデザインで、後の東宝兵器よりもスッキリしたフォルムはリアルを越えて、独特な味にも思えました。

作品ラストに登場する小型宇宙戦闘機が活躍するシーンでは、Xウィングよりもシンプルで格好良くて、F'16的な現存しそうなリアル感も感じました。

ただ、結構いい感じに盛り上がったドラマが、ラストの感じが若干弱く感じて。

日本特撮の素晴らしさを改めて感じました!
いわやん

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