いわやん

近藤勇 池田屋騒動のいわやんのレビュー・感想・評価

近藤勇 池田屋騒動(1953年製作の映画)
3.8
新撰組が出来て、初代局長の「芹澤鴨」が京都で放蕩三昧と横暴を。
やがて、後ろ楯の会津からの苦言で、近藤勇と土方歳三、沖田総司で粛清を。
隊を立て直した近藤勇は、今後の隊の為にも「池田屋」に蔓延る尊攘派の一掃を。

古い作品で、画面も荒れてましたけど、思いの外テンポが良くて。
カメラワークもカットの切り換えがスムーズで、最近の作品みたいに流れる様に鑑賞出来ました。

出てるキャストが、私が物心付いてテレビ等で見た頃には、すでに「おじいさん」の人が多くて。

主役の嵐勘寿郎は、寅さん映画の殿様役で。
芹澤鴨役の新藤英太郎も、テレビドラマの祖父役のイメージが強く、
桂小五郎役の近衛十四郎は、「素浪人花山大吉」は見覚えがあり、この人は松方弘樹のお父さんでもありました。

特撮好きな私としては、沖田総司役の徳大寺伸さんに見覚えがあり、調べてみると「仮面の忍者赤影」の影烈風斎役だったのにびっくりしました。
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