御朱印帳

めぐり逢えたらの御朱印帳のレビュー・感想・評価

めぐり逢えたら(1993年製作の映画)
3.4
妻を亡くした男が気分転換のためシカゴからシアトルに引っ越す。その8歳の子供が深夜のラジオ電話相談の番組で「父親に新しいママを」とその番組に電話をかける。それを聞いたボルチモアの記者の女が男の声に惹かれてシアトルに会いに行く。子供が父親に代わって女にバレンタインデーにエンパイアステートビルで会おうと手紙を書いたところ...。

愛を求めている孤独な人が多いという90年代前半のアメリカを1957年のめぐり逢いという映画をモチーフにして、主に女性の視点から描く。

こんな話、ありえないと思いながら、夢見たいもの。エンパイアステートビルで2人が見つめ合う場面は何故か泣けた。

ラストシーンはハグもなく、キスもなく奥ゆかしい50年代風。

ビクトリア役のケッタイな笑い、子供のビッキーの顔の表情がいい味、でも小2にしては利口すぎる。ビルプルマンも適役。

1993年ももう30年前で回顧する時代。メグライアンもトムハンクスも若い。
ノーラエフロン監督の映画をまた見たいなと思ったら10年前に既に他界した模様、惜しい。
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