ぶたぶー

サイコ・ゴアマンのぶたぶーのネタバレレビュー・内容・結末

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

ながやまこはるちゃんが2021年に今年で1番面白かったって言ってたのを覚えてて見ることにした。

めっちゃおもしろかった。

映画を見るにあたって、学びもエモも知見も何も得なくていいし何も考えなくて良いのは楽しい。
テンポ感も馬鹿馬鹿しさもツッコミ不在の空気感も良い。なんか藤本タツキ作品と似たような空気も感じる。チェンソーマンのシュールさというか。
クレイジーボールがアツい。

仮面ライダー的怪人の数々、それらが容赦なくボコボコにされていく。字幕で見たけど日本語喋るキャラは実際に海外でも日本語で喋ってたのかな?やっぱり日本の特撮のオマージュとか入ってたりするの?

全員絶妙に成長しないし、愛を得てそのパワーで街を破壊しにいくのもブレなさが良い。アラスターは元には戻れないけれど、それでいじめられたり居場所がなくならないのも、シュールだけど嫌な感じがなくて良い。

バカバカしいけど観てよかったと心から思えるし、観なくても人生を損したとも思わない。すごいおもしろい映画だった。