年齢、結婚、生理、妊娠、中絶、出産と子育て、夫婦関係、人種、"女性であること"の現代版総まとめ。
映画として登場人物に感情移入が済むまではフラニーのセリフやブリジット母のセリフがわざとらしく聞こえたけれど、後半は全く気にならなかった。
むしろ、セイント・フランシスのタイトルの如くフラニーがブリジットを許してくれる姿にとても心打たれ、柔らかな光が映り込むシーンも増える後半、何度か涙がこぼれた。
フラニーはとっても大人だなあ。
家の外に出たらママが2人いることや人種のことで彼女は心無い言葉を投げられることもあるだろうけど、きっと大丈夫だね。
I’m smart
I’m brave
I’m the coolest !
フラニーはまだ子供だけれど、いつもいつも心に刻んでおいてほしい
社会では言えなかったこと、女性同士だから分かり合える安心感。総まとめと言いつつ不妊は描かれていないし、ぎこちない部分もあったけど、こんな映画を作ってくれてありがとう。