ラーチャえだまめ

RUN/ランのラーチャえだまめのレビュー・感想・評価

RUN/ラン(2020年製作の映画)
4.0
『我が子の“完全なる「飼育」”』



【RUN/ラン】!!!そういえばずっと取りこぼしてたやぁ〜つぅ〜……こーゆーのって一度見るの忘れるとなかなか先延ばして後から掘り返して見るのが億劫になりますよね〜。と言うことで本日ご紹介する作品はコチラ。え、「search/サーチ」のアニーシュ・チャガンティ監督新作だったの!?いやーなんて勿体無いことをしていたんだ……。


チャガンティ監督の本作が長編2本目ながら、方やPC画面と普通のカメラワーク、全く違う作風のようで「事件発覚が家の中」「限定された活動範囲内で事の真相に迫る」そして「身近な“存在”が落とし穴」……前作ではそれが「PC画面の中」内で事件発覚〜結末までを描いたのに対し、本作ではその「身近」な存在=母親が事の発端から結末まで、全てに絡む重要な存在として登場するという意味で共通している部分は感じられました。


無償の愛が招いた悲劇。シャマラン的ツッコミ入れるなら「なんで今まで気づかなかったの?」外的要因じゃないのが少し違和感を感じましたが、なんかストーリー自体はこれが実話と言われても不思議ではないくらいに妙に生々しい。生物の中で一番恐ろしいのは、やはり人間なんですね……しかもそれが“身内”という、一番タチが悪い。




↓ブログにもあげました(ネタバレなし&ネタバレ・考察)↓https://www.edamame-movie.com
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